久屋大通公園で週末には行列が絶えない人気店に行ってきました。ESPRESSO D WORKS 名古屋さん。パンと料理のクオリティも、スタッフさんのホスピタリティも、その人気がダテじゃないことが分かります。

行列がない隙に行ってみた

自分が名古屋に住んでいることを忘れさせてくれるオシャレな場所、久屋大通公園はお気に入りでよく行きますが、いつも列ができていて入店を躊躇っていたのがESPRESSO D WORKSさんです。そんな人気店に初めて行ったのは平日に用事があって仕事を休んで栄に行った日でした。

12月のESPRESSO D WORKS名古屋の店内
初来店は12月でしたので、店内には大きなクリスマスツリーが飾られていました。

行ったら分かりました、人気のワケが。料理のクオリティも、気さくなスタッフさんの応対も。気づいたら行列がない隙に行くようになりましたが、列に並んでも行く価値がありますよ。

ESPRESSO D WORKS名古屋の外から見た名古屋テレビ塔と桜
あれから季節が廻り、桜の時期になりました。この写真はお店のテラス席のすぐそばで撮りました。

そんなESPRESSO D WORKSさんのお食事を違う時間帯、違う席で堪能した様子を綴ってみます。

店内で朝食を食べてみた

コーヒー好きな私が書くこのブログではコーヒー専門店を中心に紹介していますが、パン好きとしてベーカリーカフェも紹介しています。ESPRESSO D WORKSさんはお食事の店として人気のようですが、ここではパンに注目したいです。

ESPRESSO D WORKSの店頭に並んだパン達
お店にはレストランの入口と、テイクアウトの入口が並んでいます。これはテイクアウトの入口の横にあるパン棚。

まず紹介したいのは、王道のモーニングプレート。もちろんトーストが付きますよ。

ESPRESSO D WORKSのブレックファースト、ヨーグルトとカフェオレから
まずはドリンクとして選んだカフェラテと、サービスのヨーグルトから。このカフェラテは砂糖なしでいただけるまろやかな味です。

この後で紹介するランチのトーストと違って、バターは付いてきません。故に、トーストに何を載せるか好みが分かれるかもしれませんね。まずは、かつて住んでいた南の島国で「森のバター」と呼ばれていたアボカドを合わせてみました。

ESPRESSO D WORKSのモーニングプレート
ちょうどいい熟れ具合のアボカドには塩がふられていて、文字通りちょうどいい「塩梅」になっています。

もちふわトーストと絶妙に柔らかいアボカドの相性は、さすがですね。続けてスクランブルエッグ、ベーコンとトマトをそれぞれ載せてみましたが、どれもいい相性でした。

テラス席で朝食を食べてみた

初来店の12月からしばらく経ち、テラス席の食事も悪くない時期になったのでモーニングメニューをテラスでいただくことにしました。風を感じながらいただく朝食もいいものです。

ESPRESSO D WORKSのテラス席
寒さが和らいでからの再来店でしたが、まだストーブが置いてあるところに季節感があります。

注文したのはクロックマダム。注文する時に「クロックムッシュ」と言い間違えてしまいましたが、「目玉焼き」が載っているのがクロックマダムですね。

ESPRESSO D WORKSのモーニングメニューに添えられるカフェラテとスープ
この日のモーニングメニューにはドリンクとスープも付けてみました。上の写真とはラテアートが違うのが分かりますか?

まずスープが運ばれてきますので、写真をササっと撮って、冷めないうちにいただきます。スープの真ん中に浮いているのはホイップしたクリームチーズ。これをスープと混ぜていただきます。

続いて運ばれてくるのは、主役のクロックマダム。

ESPRESSO D WORKSのモーニングメニュー、クロックマダム
上に載ったチーズのフワフワ感、伝わりますか?卵は目玉焼きではなく、ポーチドエッグですね。

口に運ぶと、まず上に載ったふんわりチーズが口に当たり、続いて溶けたチーズのトロッと食感とパンのサックリ感が口の中で合わさります。でもこのサックリ感、さすがに長く続かないので、惜しまずに早めに楽しんだ方がいいですよ。

ESPRESSO D WORKSのクロックマダムに載ったポーチドエッグから流れ出る黄身
上に載ったポーチドエッグを割ると、期待通りに半熟の黄身がトロっと流れ出てきます。

中の具にあるプチトマトが、いい仕事をしています。サルサっぽいエスニック感もあるのですが、もっとシンプルな感じで、この味が全体の味に個性を与えているのは確かです。どんな仕掛けをしているのか気になったのでスタッフさんに尋ねると、笑顔で「秘密です!」と言われてしまいました。この味が欲しくなったら、またお店に来るしかないようですね。

ESPRESSO D WORKSのテラス席から見る久屋大通公園
タイミングが良いとテラス席から久屋大通公園の「Smoke on the water」が目撃できます。よく見ると、冒頭の写真にも写っている桜の木の枝にはまだ花が咲いていませんね

パンも料理も、スタッフさんの応対も、さすがですね。

店内でランチを食べてみた

性懲りもなく来店した今回は、実は以前にもいただいたことがある名物のトリュフオムレツを注文しました。運ばれてきたメニューの中で見つけて「コレ、コレ!」って言ってしまいました。オムレツも、トーストも、絶品です。

ESPRESSO D WORKSの朝食、トーストとカフェラテ
まずドリンクのカフェラテと、上の写真にもあるスープに続いて、トーストが運ばれてきます。ラテアートは前回とも前々回とも違うものです。

写真にも写っている説明書きの「100食パンのこだわり」には、こんなことが書いてあります。

ワンハンドレッドは世界初の小麦粉100に対して水分100を成功させた食パンです。パンは水分量が多ければ多いほどやわらかくなるのですが、常識では小麦100に対して水分75程度しか入れられないと言われてきました。それ以上入れるとベチャベチャになったり、まとまらないからです。生クリームを含めた水分たっぷりのしっとり食パンをお楽しみください!

このふわもち食感が絶妙です。よくある「生食パン」ともちょっと違います。

ESPRESSO D WORKSの100食パン

先に「ランチのトーストと違って、バターは付いてきません」と書きましたが、このホイップされたバターが、いいんです。100食パンのために作ったそうで、極めて軽い口当たり。確かに100食パンとの相性が抜群です。

実は以前このトーストを食べた時、パンをテイクアウトできることは知っていましたが、このホイップバターがないともったいないと、あきらめていました。が、スタッフさんに尋ねると、このホイップバターもテイクアウトできるとのこと。

ESPRESSO D WORKSのランチに含まれるサラダ
このサラダは脇役のようですが、ハーブのドレッシングの香りも、ヴィネガーの酸味も、うまく調和した逸品です。

そして、運ばれてきました。メインのトリュフオムレツが。テーブルの上に置かれると、トリュフの香りがフワッと漂ってきます。「中がトロっとしていますので、温かいうちにお召し上がりください!」とのこと。

ESPRESSO D WORKSのトリュフオムレツ
真ん中に載っているのがトリュフ。この後、全体に散らしていただきました。

確かにこのオムレツが運ばれるまで、少しゆっくり写真を撮っていました。最近は日本も欧米に遅れてステマ(ステルスマーケティング)の規制が検討され始め、そのせいでしょうか、お店で「写真を撮ってインスタや個人のブログに載せてもいいですか?」と聞くとお礼を言われることがあります。お店からお願いするのはNGですからね。

「無料広告」にも成り得る写真に時間をかけるより、出来立ての料理を美味しく食べてほしいという気持ちが嬉しいです。

ESPRESSO D WORKSのトリュフオムレツを切ってみた
これがそのトロっとした中身。この写真を撮ってすぐにカメラを置いて、トロトロ食感を楽しみました。

この舌ざわりも、トリュフとの相性も、絶妙です。二千円足らずのランチで、このクオリティとホスピタリティには敬服します。

この後、季節限定の「桜とホワイトチョコのワンハンドレッド」と、例のホイップバターをお持ち帰りしました。

基本情報

愛知県 名古屋市中区 錦 3-15-17

日~木 9:30~22:00|金・土 9:30~23:00
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください

ESPRESSO D WORKS 名古屋

次はディナーかな?

実は朝食をいただいた後スタッフさんに、今度ランチもいただいたら合せてブログに書きます、と伝えると「ディナーもぜひ」とのことでした。確かにディナーメニューも充実しているようです。

夜の久屋大通公園とESPRESSO D WORKS
別の日に久屋大通公園に訪れたこの時は寄らずに帰りましたが、雰囲気が変わる夜景だけパシャリ。

近いうちにディナーもいただきたいです。

おうちに帰って、食べてみた

前述のように食事の後に春限定の「桜とホワイトチョコのワンハンドレッド」とホイップバターをテイクアウトしました。このホイップバターは冷凍されているので、その日は冷蔵庫に入れて解凍し、翌日いただきました。

  • 100食パン、桜とホワイトチョコ
  • EDWの100食パン、桜とホワイトチョコのワンハンド
  • EDWの100食パン、桜とホワイトチョコのワンハンドに入った桜の塩漬け

翌朝、ちゃんと解凍できてるかな、と思いながらバターナイフを刺すと、お店でいただくあのふんわり感がちゃんと再現されています。

ESPRESSO D WORKSの持ち帰り用ホイップバター
これがその持ち帰り用ホイップバター。見た目からは分かりませんが、ちゃんとフワッと解凍されています。

軽くトーストして、ホイップバターを塗って食べると、ホワイトチョコの甘さ、桜のほのかな塩味、バターの香りをふわふわ食感のパンが包み込み、一体になります。これを自宅でいただけるのは嬉しいですね。

100食パンの上で溶けるホイップバター
熱々トーストの上で、ホイップバターが淡雪のように溶けます。

帰り際、スタッフさんに「季節限定の食パンをよく作るので、また来てくださいね」と言われたことを思い出しました。そんなこと言われたら、また行っちゃいますよ。次は何か楽しみです。

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