久屋大通公園のシバフヒロバで4月10日にスタートした屋外イベント、Hisaya marketに行ってきました。飲食や雑貨の販売の中でも、コーヒーを扱う2つのお店をカフェめぐり目線で紹介します。

初開催のHisaya marketに行ってきた

久屋大通公園には4つのゾーンがありますが、注目度が高いのは名古屋テレビ塔周辺でしょうか。このブログでもbase lab.さんSnow Peak EATさんを紹介しています。これらのエリアの反対側、つまり名古屋城寄りの「ZONE1」でこの日初めて開催されたのがHisaya marketです。

公園を楽しみ、人と出会い、学びや発見のあるマーケットを開催します。子どもからお年寄りまで誰もが楽しめるワークショップや、東海地方の生産者を中心とした、健康や環境に配慮した商品や食品の販売を行います。

Hisaya-odori Parkウェブサイト「毎月10日開催!Hisaya marketがスタートします!」(https://rhp.nagoya/event/entry-230.html)

コーヒー好き、カフェ好きの私ですから、注目したのはコーヒーを扱う2つのお店、HARIO Cafeさんとハレとケ珈琲さんです。

Hisaya marketの基本情報

愛知県名古屋市中区丸の内3-6 シバフヒロバ

10:00~15:00 毎月10日開催

rhp.nagoya (Hisaya-odori park)

22年4月10日開催のHisaya market

HARIO CAFE & Lampwork Factory

こちらは以前紹介した、久屋大通公園の「ZONE3」にあるHARIO CAFE & Lampwork Factoryさんの出店です。名古屋のHARIO CAFEとしては初のイベント出店とのこと。

Hisaya marketに出店したHARIO CAFE & Lampwork Factory
初めて訪れる場所で、見覚えのあるエプロン姿のスタッフさんを見かけました。

この日は今年初の夏日になるほどの暑さ。それでもコーヒー本来の味や香りを感じられるホットコーヒーを注文しました。この日用意されていたのはコロンビア、ブラジル、グアテマラのダークブレンドです。粕谷哲さんがプロデュースするPHILOCOFFEAさんのブレンドとのこと。

Hisaya marketのHARIO CAFEでハンドドリップ
HARIO CAFEさんですから、ドリッパーはもちろん、ケトルもサーバーも、ここには映っていませんがドリップスケールもすべてHARIO製です。浸漬式のドリッパーですのでお湯はサーっと注ぎます。

屋外という条件もあり、コーヒー豆はすでに挽いてあります。それでも鮮度は良いのでしょう。パッケージを開けるとコーヒーの香りがフワッと漂ってきます。

写真のように、ここでも店舗と同じ浸漬式のドリッパーを使います。お湯が溜まるドリッパーにお湯を注いでコーヒー粉を2分間浸し、スイッチを押すと抽出されたコーヒーがフィルターから一気に流れ落ちます。

HARIO CAFEの紙カップ「Brew for Specialty」
紙カップもHARIOらしいデザインです。後ろに見えるサーバーや銅製ドリップポットのデザインもさすがです。

そのお味は、ダークブレンドの深みのあるボディを感じます。しっかりした味が出るのも浸漬式の特徴ですね。ナチュラルもウォッシュドも合わせたというブレンドはバランスが良く、少し温度が下がるとベリー系のフルーティーさを感じたり、色んな味わいが顔を出します。

久屋大通公園の木立
この日は日差しが強く、木陰で休んだり食事をする人も多くいました。

汗ばむほどの暑さの中、木陰で風を感じながらスペシャルティコーヒーを楽しむ、なんて普段と違う経験もいいですね。Hisaya marketのようなイベントならではの楽しみ方です。

HARIO CAFE & Lampwork Factory名古屋の基本情報

愛知県名古屋市中区錦3-5-11先

11:00~19:00
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください

HARIO Cafe & Lampwork Factory 名古屋店

ハレとケ珈琲

「Coffee & Canele」の文字とシンプルで訴求力のあるイラストの看板が目を引くハレとケ珈琲さんは、なんと徳島からの出店です。東海地方でも度々イベント出店しているそうです。

Hisaya marketのハレとケ珈琲
シンプルな店構えですが、それ故に看板と特徴のあるロゴが目を引きます。

ここでは遠赤外線焙煎のコーヒー豆とカヌレを販売しています。カヌレは種類が多く迷ってしまいますが、スタッフさんから色々話を伺い、特徴的なものを2つ選びました。徳島の隣、香川県産のレモンを使った「イエローレモン」と、コーヒー屋さんらしく高級コーヒー豆ゲイシャを使った、その名も「ゲイシャ」です。

おうちに帰って淹れてみた

早速自宅でいただきました。コーヒー豆にはペーパードリップの方法の丁寧な説明書きも付いてきます。

ハレとケ珈琲の遠赤外線焙煎豆「春のブレンド」
コーヒー豆のパッケージにも印象的なイラストが描かれています。

コーヒー豆は春のブレンド「hajimari」です。KINTOのメッシュフィルターで淹れてみました。

豆の色からはガツンとくる苦味を想像していましたが、むしろ心地よい強さの苦味で、思ったよりもスッキリしています。三口目くらいからコクも強く感じられるようになりました。

ハレとケ珈琲の「春のブレンド」とカヌレ
ランチョンマット、コースターとウッドプレートは以前「おうちMUJIカフェ」でも登場した無印良品製のもの。カップは最近買ったお気に入りです。

「イエローレモン」カヌレは、口に運んだ時点でフッとレモンの香りがします。その香りとカヌレらしい上品な甘さが口の中で溶け合います。

ハレとケ珈琲の「イエローレモン」カヌレ
「イエローレモン」は香川県、フジカワ果樹園の無農薬レモンを使用しているとのこと

「ゲイシャ」カヌレは、何でしょう、この複雑な味は。単純に「コーヒー味のカヌレ」ではありません。この深みのある味は、香りが特徴的なゲイシャを使ったから出せる味なのでしょう。

ハレとケ珈琲の「ゲイシャ」カヌレ
こちらは「ゲイシャ」。家でカヌレを食べる時はガブッといくこともありますが、今回は撮影用にキレイにカットしてみました。

もちろん「春のブレンド」との相性も良いです。深煎りコーヒーのコクと、カヌレの甘味の中に深みを感じる味わいが引き立て合います。

ハレとケ珈琲standさんのウェブサイトを見ると、カヌレに対する本気度がひしひしと伝わってきます。徳島に行く機会はなかなかありませんが、その時が来たら訪れてみたいです。

ハレとケ珈琲の基本情報

徳島県三好市池田町大利大西15

11:00~16:00
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください

home.tsuku2.jp/storeDetail
(ハレとケデザイン舎)

haretoke-cs.com
(ハレとケ珈琲stand)

ハレとケ珈琲

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