GW初日、神戸ハーバーランドで行われているJapan Coffee Festival 2019に行ってきました。各地から集まったコーヒー店が渾身の一杯を淹れてくれます。コーヒー好きにはたまりません!

出店者の方々には通常カフェ営業をしている方から、普段は様々な活動をしていて、このような場でイベント出店される方もいます。

イベント基本情報

2019年4月27日(土)~5月6日(月・祝)

11:00~21:00

神戸ハーバーランド スペースシアター
兵庫県神戸市中央区東川崎町1-3-3 [Map]

出店者もスタッフも来場者も、コーヒー好きばかり。どのブースに行ってもコーヒー談義に花が咲き、話が尽きませんでした。今日お世話になったコーヒー店を紹介させていただきます。普段はカフェという空間を重視するこのブログですが、今回はイベントブースでコーヒーをいただくので、味の説明にも挑戦します。ホントにただコーヒーが好きなだけなので、説明はあまり上手くないのですが…

HEART FULL COFFEE

最初に訪れたブースはHEART FULL COFFEEさん。株式会社Momoさんを中心に、コーヒー農家のサプライチェーンマネジメントに多角的に取り組んでいるそうで、このフェスティバルにはイベント出店しています。

HEART FULL COFFEE
HEART FULL COFFEEの皆さん。コーヒーに対する真摯な態度を感じました。

このイベントのコーヒーチケットには、飲むコーヒーブースがクジで決まる「giving coffe ticket」が含まれています。私が当たったのがHEART FULL COFFEEさん。何か縁が?と思ったら、Momoの玉田さんは私の「後輩」であることが判明。彼女も私も青年海外協力隊の元隊員で、玉田さんはコーヒー栽培の指導をしていたとのこと。

HEART FULL COFFEE、丁寧にハンドドリップ
ハンドドリップで丁寧に淹れると浅煎り特有の香りが立ちます。

いただいたのはルワンダのJacquelineママが栽培したコーヒーで、浅煎りです。実は私は最近まで深煎りのコーヒーばかり飲んでいたのですが、以前紹介した自家焙煎のお店、The Otherside Coffeeさんに通うようになってから浅煎りに目覚めました。HEART FULL COFFEEさんに淹れていただいたコーヒーも浅煎りのフルーティーな感じがよくでていて、酸味も程よく、美味しくいただきました。

『  』COFFEE -KUUHAKU COFFEE-

前述のように浅煎りコーヒーに目覚めた私が次に向かったのは、HEART FULL COFFEEさんに勧められた『  』COFFEEさん。「くうはくこーひー」と読むそうです。摘み取ったコーヒーの実を果肉ごと熟成させるナチュラル製法の中でも特別な方法で仕上げた豆を使用するとのことで、期待が膨らみます。

『 』COFFEE
お二人とは長らく談笑してしまいました。共通の好みがあると話が尽きません。

淹れていただいた浅煎りコーヒーのフレーバーには、まいりました。後から香りを付けたFlavoured coffeeとは違う、天然のフレーバーなのですが、実はワイン?と思うほどハッキリした、それでも自然な香りです。今までいろんなコーヒーを飲みましたが、この香りにはやられました。

『 』COFFEE、丁寧にハンドドリップ
豆を挽いた時の香りもさることながら、ハンドドリップして立つコーヒーの香りは格別です。

お二人とお話をして、お店にも興味を持ちました。金曜のみ営業とのこと。仕事がない日に是非伺いたいです。

基本情報

兵庫県神戸市真田区駒ヶ林1-5-13 [Map]

金曜日のみ営業、12:00~17:00

58 coffee roaster

パンフレットを見て気になった58 coffee roasterさんに淹れていただくのは水出しコーヒー。一口飲んだ正直な感想は、コーヒーの味がするアイスコーヒー。一般的なアイスコーヒーは濃い目に淹れたホットコーヒーを氷で急冷したもので、ホットであればブラックしか飲まない私でもシロップも入れます、苦いから。でもこの水出しコーヒーはそのままでコーヒーの風味を味わえます。

58 COFFEE ROASTERS
このイベントで提供する渾身の一杯が水出しコーヒーという「特異」なお店ですが、もちろん他にもいろんなコーヒーを扱っています。

ホットコーヒーのような香り立つモノはないのですが、飲んだ後に口から鼻に抜ける香りは確かにコーヒーです。

気さくなマスターが丁寧にハンドドリップしてくださるお店は大阪市内にあるとのことですので、近いうちに伺いたいです。

基本情報

大阪府大阪市西区土佐堀1-5-21 101 [Map]

Healing Coffee Metheon

このイベントのパンフレットには、それぞれのお店の抽出方法が書かれているのですが、ここHealing Coffee Metheonさんには「カリタ(3つ穴)」とあります。以前murmur coffee kyotoさんを紹介した時に書きましたが、私は陶器製の3つ穴ドリッパーが好きです。気になったのでブースに伺いました。

Healing Cafe Metheon
ブースには3つ穴ドリッパーが並びます。この、コーヒーに対する愚直な真剣さから生まれるポジティブな緊迫感と、そこで淹れられたコーヒーがもたらす癒しのギャップは、他に代え難いホッとすえるひと時を与えれくれます。これはコーヒーという共通の嗜好があるからこそ共感できるものでしょう。

私は普段カフェでストレートコーヒーを注文するのですが、Healing Coffee Metheonさんが淹れてくださるのはブレンドコーヒー。「神戸の彩り」と名付けられたこのコーヒーはブレンドの良さを私に教えてくれました。深煎りのコクや浅煎りの爽やかさも見事に調和する、職人技と呼びたい味と香りです。

Healing Cafe Metheon
コーヒーは癒し。同じ嗜好と思考を持った人との会話は尽きません。つい長居してしまいました。

Healing Coffee Metheonさんは今のところ店舗営業はしておらず、このフェスティバルにはイベント出店されています。またどこかのイベントでお会いしたいです。ちなみにマスターも私も元喫煙者で今は嫌煙者。煙草の悪害は一度体験するとよく分かります。

基本情報

Orava & Kani

この日最後に訪れたのはOrava & Kaniさん。こちらでは珍しいミャンマー産コーヒーの浅煎りをいただきました。テッパンのナチュラル製法です。

Orava & Kani、浅煎りコーヒーと雑貨
今回イベント出店されているOrava & Kaniさんはコーヒーの他に手作り雑貨も扱っています。

これが、淹れた方の人柄が表れているかのような優しい味。浅煎りのコーヒーは温度により変わる、つまり淹れてから時間が経つにつれ風味が変わり、それを楽しめますが、このコーヒーは優しい味のまま香りが変化するように感じました。

Orava & Kani、丁寧にハンドドリップ
元々紅茶が好きだったというOrava & Kaniさんが淹れるコーヒーにはほっこりさせる味わいがあります。最近自分で焙煎するようになったそうで、コーヒー談義もカフェ話も尽きず、あっという間に時間が過ぎていきました。

イベント出店されているOrava & Kaniさんにはまたの機会にお会いしたいですが、その前にどこかのカフェで会うような予感もします。お互い大坂に住むコーヒー好きですから。

特別出演:西村加奈

西村加奈さんは私が愛知に住んでいた時から応援しているシンガーソングライターで、このイベントのステージでライブを披露しました。実は彼女のライブスケジュールを見て、コーヒー好きの私がこのイベントを知ることができたのです。感謝してます。

セロトニン系シンガーソングライター、西村加奈
セロトニン系シンガーソングライター、西村加奈さん。美声でしっとり聴かせるバラードから、タオルを振り回して身体を揺らすノリノリの曲まで、緩急自在の彼女の歌はまるで浅煎りから深煎りまで様々に香りを変化させるコーヒーのよう。

このカフェめぐりブログのことは数ヶ月前に一度チラッと話したことがあるのですが、そのことを覚えていてくれました。ファン一人ひとりを大切にしてくれるアーティストです。

基本情報

大坂、神戸、中部や関東などに活動場所を拡大中

セロトニン系シンガーソングライター、西村加奈

西村加奈さんのお陰で知ったこのイベントで、いろんなコーヒー好きの方々と知り合うことが出来ました。この出会いを大切にしたいです。

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