名古屋らしからぬお洒落な場所、久屋大通公園の下に広がる地下街「セントラルパーク」にあるイートインできるパン屋さん、BAKERY京都桂別邸さんに行ってきました。キャッチコピーは「名古屋の街で京都に触れる」です。

栄の地下街「セントラルパーク」に行ってみた

栄をぶらぶらしていて、小腹が空いたけどテキトーに「済ませる」のもちょっと、という時に来るのがこちらの京都桂別邸さんです。名古屋テレビ塔(正しくは「中部電力 MIRAI TOWER」だそうです)のほぼ真下にある、アクセスの良い場所です。

Central Park地下街の入口と、後ろに見える名古屋テレビ塔
地下鉄久屋大通駅や栄駅から地下を通っても行けますし、地上からは5A/5Bゲートからすぐ近くです。

この日は開店直後の10時頃に行きました。普段は気付かなかったのですが、店のかなり手前から焼きたてパンのいい香りが漂ってきます。タイミングが良かったですね。すでに持ち帰りのパンを買うお客さんが何人もいました。

京都桂別邸の入口から見たパンが並んだ棚
地下なので活きた植物はなかなか育てられないでしょうが、アーティフィシャルフラワー(…「造花」ともいいますが)がいい雰囲気を作っています。

どんなパン屋さんにも何かしら「こだわり」があると思いますが、ここ京都桂別邸さんでは、パンの基本「食パン」にこだわりがあることが分かります。もちろん食パン以外も美味しいですよ。

京都桂別邸の食パンと、「食パンへのこだわり」を説明するボード
焼きたての食パンが並び、好みの食パンの選び方まで説明しています。

この日はイートイン用に、チョコがのった「クロワッサンザマンド」と、見た目は丸いドーナツだけど和を感じる「もちぷる わらびあん」を、それとテイクアウト用に「米グル 抹茶ホワイトチョコ」を選びました。「米グル」は「ベーグル」と読みます!

京都桂別邸のイートインスペースにあるテーブル席
イートインスペースにあるアーティフィシャルフラワーもいい雰囲気を出しています。右端の葵は、愛知と縁が深い徳川家を意識したのでしょうか!?

店の奥にはイートインスペースがあります。コーヒーは… さすがに丁寧なハンドドリップは期待できず、マシンで淹れます。それでも1杯ずつ淹れるので、大手シアトル系チェーン店の作り置きのコーヒーよりおいしいですね。店内にはBRUNOのトースターもあり、買ったパンをその場でトーストして食べることもできます。

便利な場所にある「ちょうどいい」お店なので、これからもちょくちょく来ることになりそうです。

基本情報

名古屋市中区錦3‐15‐13先 セントラルパーク地下街

平日・土 8:30~21:00|日・祝 8:30~20:00
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください

京都桂別邸の入口

早速おうちカフェしてみた

前述のようにイートイン用とは別に、テイクアウト用にベーグルを買ってきました。カナダに住んでいた頃はよくベーグルでサンドイッチを作っていましたが、この「米グル」はそれ自体の味を楽しみたかったので、あえてシンプルにいただきました。

アカシアプレートに載せたベーグルと常滑焼のコーヒーカップ
西洋文化を取り入れて独自のものを作り出す日本の文化が私は好きです。このベーグルもその一例です。

最もシンプルにバターだけ塗るか、カナダでは定番だったクリームチーズにするか決めかねたので、どうせ半分に切るのだから、両方試しました。バターは最近お気に入りの「パンにおいしい よつ葉バター」です。

相棒に選んだのは、苦みもコクもバランスが良いインドネシア スラウェシ・ママサ。下の写真のカップは以前紹介した常滑屋さんで買ったものです。

トーストしてバターを塗ったベーグルと、コーヒーとサラダ
後ろに映っているのはスーパーの総菜コーナーで買ってきたサラダですが、木の器に盛り付け直すだけで雰囲気がガラッと変わります。

カナダ人の友達は「ベーグルはパンの1種ではなく、ベーグル」と言っていましたが、その通りですね。このモチモチ感は独特です。日本のベーグルには、ふわっとした食感もあり、さらにこの米グルには抹茶の香りも加わります。素材の味を楽しむならバター、一味加えるならクリームチーズもいいです。コクのある スラウェシ・ママサとの相性もいいですね。

これからもイートインできるパン屋さんを「カフェめぐり目線」で紹介して、おうちカフェもいろいろ試してみたいと思います。

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