名駅エリアの中でも高級感が漂う場所、ミッドランドスクエアにあるベーカリーカフェに行ってきました。Bakery & Restauirant SAWAMURA名古屋さん。特筆すべきはその高級感ある雰囲気だけではなく、パンのクオリティも高いんです。

ミッドランドスクエアに行ってきた

ミッドランドスクエアは名古屋駅の地下と直結していますが、庶民的で歴史がある地下街「サンロード」からガラス戸を隔ててガラッと雰囲気が変わるのが分かります。

ミッドランドスクエア外観
ミッドランドスクエアを外から見ると、これ見よがしに高級ブランドのロゴが目に入りますが、そんなことをしなくても内部は十分高級感があります。

SAWAMURA名古屋さんはその地下1階にあり、同じフロアには以前紹介した名城公園にあるDEAN & DELUCAさんの名古屋店があります。SAWAMURA名古屋さんは名駅周辺で早朝から開いているベーカリーカフェのうちの1件です。

Bakery & Restaurant SAWAMURA名古屋の店頭
シックで落ち着いた雰囲気の店内で、まずパン達が出迎えてくれます。
Bakery & Restaurant SAWAMURA名古屋の棚に並んだ様々なパン
見るからに美味しそうなパンが並んでいて、その札に書かれた説明書きを見ているだけでも何か期待してしまいます。

店名には「Bakery & Restaurant」を冠しているので、正しくはベーカリーカフェではありません。が、当然お食事のメインは広い意味で「パン」です。この日は早い時間の来店でしたのでモーニングメニューのホットサンドイッチ「フォカッチャ チキンと大葉」を注文しました。

Bakery & Restaurant SAWAMURA名古屋のカウンター席とテーブル席
シックな色合いの店内の雰囲気はベーカリーカフェと言うより、カフェバーのような感じ。照明も明る過ぎず、落ち着きます。

セットのドリンクにはカフェラテを選びました。ベーカリーカフェにはファミレスのドリンクバーのようなマシンを使うお店もありますが、ここではドイツ製のエスプレッソマシンを使っていています。自動化されていますが、味は本格的です。

カフェラテと、フォカッチャのホットサンドイッチ
後ろに映っているのが「フォカッチャ 大葉とチキン」です。先ほど「広い意味で『パン』」と書きましたが、フォカッチャがパンの一種か、フォカッチャはフォカッチャか、意見が分かれるかもしれません。

フォカッチャの焼きたてホットサンドイッチは、表面はカリッ、中はモチッとした食感がいいですね。大葉の香りも鮮烈です。テイクアウトもできるようですが、やはりこれはお店で焼きたてをいただきたいです。

ベーカリーカフェでは、せっかくパンが美味しくても飲み物が不釣り合いなお店もありますが、ここのエスプレッソ系のドリンクは満足できます。

Bakery & Restaurant SAWAMURA名古屋のテーブル席
店内はオフホワイトとダークウッドを基調にして高級感がありますが、肩ひじ張ることもなく落ち着ける雰囲気です。壁に掛けられた絵画もいい感じです。

駅ナカや駅チカのベーカリーカフェには通常多くを期待しませんが、SAWAMURA名古屋さんは料理のクオリティーもスタッフさんの応対も良く、気に入っています。もしも平日の朝にここで朝食を摂れたら、きっと優雅な気分で一日を始められるでしょう。

食事に満足した後は、おうちカフェ用にパンをいくつかテイクアウトしました。

基本情報

愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア B1F

ベーカリー 07:30~20:00
レストラン 07:30~19:00
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください

b-sawamura.com/shops/nagoya
(SAWAMURA)

midland-square.com/shop
(ミッドランドスクエア)

Bakery & Restaurant SAWAMURA 名古屋の外観

おうちカフェしてみた

SAWAMURAさんではクオリティが高い個性的な「パン」を色々売っていますが、自宅でいろんな楽しみ方をしてもいいのではないでしょうか。今回は種類が違うパンを、違うシチュエーションで、違うコーヒーと合わせて楽しんでみました。

Caramel Banana Coconuts + 浅煎りコーヒー = 3時のおやつ

「キャラメル・バナーヌ・ココ」と読むようです。これに浅煎りのジャバを合わせて、週末の「3時のおやつ」にしてみました。

デニッシュのサックサク感と、キャラメリゼしたバナナのし~っとり感が、しっかりした歯応えのダークチョコと合わさり、口の中で面白い食感と味の組み合わせを楽しませてくれます。

SAWAMURAのキャラメル・バナーヌ・ココ
頭脳労働と相性が良い(?)「チョコ」デニッシュをパソコン作業のお伴に選びましたが、この試みは失敗でした。少し考えれば分かることですが、指が「デニッシュくず」だらけになり、キーボードもマウスも触れません!手を休めなさい、ということですね。

デニッシュとココナッツが思ったよりも口当たりを軽くして、スッキリした浅煎りコーヒーとの相性は期待したよりも良かったです。

トマトとツナのデニッシュ、サルサソーセージデニッシュ + 深煎りコーヒー = お食事

2種類の「惣菜パン」にサラダを添えてお食事にして、深煎りのケニヤ レッドマウンテンを合わせてみました。

トマトとツナのデニッシュをリベイクすると、デニッシュとトマトの香りが立ちます。リベイクで増したサックリ感と、爽やかな酸味のあるトマトのジューシーさが合わさり、食感も味も楽しめます。

トマトとツナのデニッシュ、サルサソーセージデニッシュとコーヒーを合わせたお食事
サラダは、スーパーのお惣菜コーナーで買ってきたものを木製のボウルに移し替えました。手抜きかもしれませんが、手軽に雰囲気の良いおうちカフェを楽しめます。カップは以前紹介した常滑屋さんで買ったもの。

サルサソーセージデニッシュもリベイクしたので、「ジュワ感」が増しました。多分それだけで食べても美味しいであろうソーセージとデニッシュの組み合わせがいいですね。具の組み合わせはピザを思わせますが、このサックリ感はデニッシュ以外の何物でもありません。

SAWAMURAのサルサソーセージデニッシュ
ソーセージは羊腸を使った本格的なもの。ちょい辛で、プレートに書かれたお薦めにあるように、ビールにも合いそう。

深煎りにしたレッドマウンテンは、苦みよりコクが印象的です。しっかりした味わいは、料理に負けない個性があります。2種類の惣菜パンは、これまた個性が強いのですが、3者とも出しゃばらずに個性を出し合い、うまい組み合わせのお食事になりました。

ダノワーズ・オ・ポワール + 中煎りコーヒー = 食後のデザート

ポワール (洋ナシ) のデニッシュです。これに中煎りのエチオピア イルガチェフを合わせて、食後のデザートにしました。洋ナシの自然な甘さは、パンと言うより「デザート」です。イルガチェフはcoresのメッシュフィルターで淹れてスッキリと仕上げました。

SAWAMURAのダノワーズ・オ・ポワール
洋ナシを薄くスライスして重ねてあるので、食べやすいだけではなく、独特の食感が生まれます。見た目のインパクトも独特です。後ろに少しだけ映っているカップは前回CHARLIE’Sさんで買ったカヌレでおうちカフェした時に初登場したお気に入り。

これまたサックサクのデニッシュと、優しい甘さでしっとりした洋ナシの組み合わせはたまりません!ナチュラル製法のイルガチェフの優しい苦味と爽やかな酸味から成るスッキリ感は、まるで紅茶のよう。これを洋ナシのデニッシュの後味が残る状態で口に含むと、フルーティーさが引き立ちます。このペアリングは、ヤバいです。

自分時間に好きなパンを好みのコーヒーとペアリングしたり、トースターでリベイクしたパンを他の料理と合わせたり、これは「おうちカフェ」だからできる楽しみ方ですね。

Sweets写真館

甘いパンって、スイーツですよね。スピンオフブログ「SweetsオトコのCafeめぐり」のSweets写真館ではSAWAMURAさんのパンも紹介しています。

津軽リンゴのアップルパイ

この艶。この焦げ目。そして中には、甘酸っぱい津軽りんご。テイクアウトして、おうちでリベイクしていただきました。

津軽リンゴのアップルパイ by SAWAMURA 名古屋

チョコチップとアーモンドのサクサクデニッシュ

手のひらサイズの食べ応えがあるデニッシュ。もちろんサイズだけじゃない、デニッシュのサクサクにスライスアーモンドのパリパリ、そこにチョコチップとピーナツバターの甘さ。

チョコチップとアーモンドのサクサクデニッシュ by SAWAMURA

桜CUBE

日本の和菓子、桜餅からインスピレーションを得たというパン。だから、小豆と一緒に練り込まれたのは塩漬けの桜の葉。ふふ、確かに桜餅。

桜CUBE by SAWAMURA

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