TRUNK COFFEE STANDさんは閉店しました。今までありがとうございました。

ふと立ち寄ったささしまグローバルゲートで見つけたコーヒースタンド、TRUNK COFFEE STANDさん。こんな所にも、スペシャルティコーヒーを丁寧に淹れるコーヒー専門店があるんですね。

ささしまグローバルゲートに行ってみた

正直に申しまして、このような商業施設でコーヒー専門店は期待していなかったのですが、ORIGAMIドリッパーが気になって引き寄せられてしまいました。ここまで色々揃えているのを見るのは横浜の南蛮屋さん以来です。

TRUNK COFFEE STANDに並べられた色とりどりのORIGAMIドリッパー
カラーバリエーションの多さはORIGAMIドリッパーの特徴のひとつですが、それを揃えているお店は意外と少ないです。

お店に入って分かったのですが (「入った」と言うより、オープンスペースなのでお店に「近づいた」が正しいでしょうか)、TRUNK COFFEE STANDさんはスペシャルティコーヒーを扱うお店でした。それをハンドドリップしていただけるとのこと。じゃぁどの豆にしようか、と考えていると、豆の特徴も説明していただけます。

TRUNK COFFEE STANDに並べられたスペシャルティコーヒー
店頭に並べられたコーヒー豆には説明が添えられ、豆の精製方法も書いてあります。その後ろにある黒板には生産地の説明もあります。

気になったのは、ニカラグア リモンシリョ。好気性発酵 (Funky natural) という方法で精製された豆で、香りが特徴とのこと。バリスタさん曰く「炙り醤油のような香り」で、嗅がせていただくと確かにそんな感じがします。スパイシーな感じもする、複雑で、今までに経験したことがない香りのコーヒー豆です。これを注文することに。

TRUNK COFFEE STANDの厨房にはたくさんのコーヒー器具が並んでいます。
コーヒー器具が並んでいる向こうで、1杯分のコーヒー豆を計っています。注文を聞いてから1杯分のコーヒー豆を挽いて、挽き立て淹れ立てのコーヒーを出す。コーヒー専門店の基本ですね。

淹れ方は、店頭に並べられたORIGAMIドリッパーの他に、上の写真にあるようにカリタウェーブかエアロプレスも選べます。せっかくなのでORIGAMIで淹れていただくことにしました。私事ですが、ORIGAMIで淹れたコーヒーを飲むのは難波の「小猿珈琲」以来です。

ORIGAMIドリッパーでハンドドリップしていただいています。
普段は自宅で自分でコーヒーを淹れていますが、人にハンドドリップしてもらうコーヒーはやはり良いものです。バリスタさんとコーヒー談義をしながら淹れるところを見れるのもコーヒー専門店の良いところです。

さて、そのお味は、かなり特徴的ですね。酸味は、普通のナチュラル製法のフルーティーな酸味とも違う、前面に出てくるけど嫌味がない感じ。ベリー系のフルーティーさですが、スパイシーな感じもする、複雑な香りです。こんな個性が強いコーヒーも好きです。

最近はフードペアリングに興味がある私ですが、この個性は、どんな食べ物と合わせるか悩んでしまいますね。でも、味わい方の可能性が広がっていくのが、コーヒーの面白いところで、好きです。

店頭にはTRUNK COFFEE STANDの黒板アートがあります。
お店の隣ではいろんな食材も売っています。天気がいい日はコーヒーと食べ物を買って、すぐ近くの公園でいただくのもいいかもしれませんね。

今回は、ちょうど自宅でコーヒー豆を焙煎したばかりだったので1杯のコーヒーをいただいただけでしたが、今度はコーヒー豆を買いに来ようかな、と思っています。自宅で個性が違うコーヒーを楽しむのも好きですから。

コーヒーも、みんなちがって、みんないい。

コーヒーの楽しみ方の幅を広げてくれるお店はありがたい存在です。

基本情報

愛知県名古屋市中村区平池町4-60-12 グローバルゲート 1F

TRUNK COFFEE STANDさんは閉店しました。

TRUNK COFFEEの基本情報

TRUNK COFFEE STANDの外観

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