世界フェアトレード・デーに名古屋で開催される恒例のイベントに、一昨年・昨年に引き続き行ってきました。いろんなコーヒーを飲み比べられるのはもちろん、様々な想いでコーヒーの仕事に携わる方々のお話を聞くのはいつもいい刺激になります。
世界フェアトレード・デー・なごやに行ってきた
このイベントはコーヒー飲み比べができるコーヒー・サミットをメインに、プレゼンテーションやライブを行うフェアトレードステージ、コーヒー以外の分野でフェアトレードな取り組みを行う団体が出店するフェアトレード・マルシェ、そして参加型のフェアトレード・ワークショップから構成されます。

参加費を払うとコーヒー飲み比べ4杯分のチケットをもらえるので、例年通り2周しました。今回も、出店した27店の中から悩み抜いて選んだ8店と、チケットとは別料金でコーヒーをいただいた1店、合わせて9店を紹介します。最後に、フェアトレードの根幹でもある「公正な取引」について考察します。
イベント基本情報

color
まず訪れたのは、シンプルなブースで台形の3つ穴(だけどカリタじゃない)ドリッパーを使っているcolorさん。話を伺うと、元々名古屋で自然保護の活動をしていて、その流れでネパールの自然を守る活動に携わり、他のお店と共同でネパールの農園からダイレクトトレードでコーヒー豆を仕入れるようになったそうです。
自然保護の一環ですので、その農園では森の中でコーヒーノキを育てているとのこと。その環境では機械は使えず、ハンドピックしているそうです。

いただいたのは中深煎り。まず香りが良く、浅煎りのような軽やかさがある。でもビターな風味もある、いいとこどり。お店のお手伝いの方としばらく立ち話でネパールの話を聞いていると、徐々に温度が下がり、ほのかな甘味も感じるようになりました。
鮮度が良い豆で淹れるとカップの中で起こる味変を楽しめます。

緑区の「color Interior Green」では熱帯魚などを販売しているとのこと。実は私も複数のボトルアクアリウムでベタ、アカヒレ、ミナミヌマエビなど飼っていますので、そのうちお世話になるかもしれません。
基本情報:color
愛知県名古屋市緑区池上台3-17 Hills滝ノ水1A号室
12:00~20:00 木曜定休
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください
(color OUTDOOR BROWN)
(color interior green)

FARMERS PASSION
続いて訪れたのはcolorさんの隣で、同じくネパールから豆を仕入れているFARMERS PASSIONさん。すいません、まだ実店舗には行っていないのですが、このコーヒーサミットでは3回続けての訪問となります。
前々回の記事でも紹介した通り、FARMERS PASSIONさんはネパールで自社のコーヒー農園を運営しています。その農園では農薬を使わず、害虫除けにスパイスを育て、そのスパイスは収穫して日本でカレーを作っています。
その取り組みは「コーヒーの森をまるごと味わう」と表現されていました。

森で育てている品種は一種類で、それを現地でウォッシュド、ハニープロセス、ナチュラルなど異なる方法で精製し、日本に仕入れてから焙煎度合いを変えて焙煎することで様々な風味に仕上げています。
いただいたのはハニープロセスの中煎り、一番人気だそうです。優しい香りで、やはり中煎りらしくフルーティーさとビターさを兼ねそろえたいいとこどりです。豆の鮮度が良く、雑味が一切ありません。

お店の方から色々お話を伺っていたら、コーヒーノキに花が咲いたって日報が届いたんです、なんて言いながらスマホで写真を見せていただきました。そこには白く可愛い花を咲かせたコーヒーノキが。これって、直営農園ならでは、ですよね。貴重なものを見させていただきました。
基本情報:FAEMERS PASSION
愛知県豊川市東豊町5-22[mol mafe(本店)]
平日 9:00~17:00
土日祝 8:00~17:00
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください

UNKNOWN COFFEE
次に伺ったのは、エキゾチックな雰囲気で、特徴的なメニュー看板を掲げたお店、UNKNOWN COFFEEさん。メニューには幾つかの種類のコーヒーがありますが、豆はすべてインドネシア産です。話を伺うと、インドネシアを旅して、いい人がコーヒーを作る農園を訪ね歩いているとのこと。それって、凄くないですか!?
大変だけど、人とのつながりを大切にする。そんな思いで活動しているそうです。

気になったのは、発酵ワイニー。今でも忘れられない、初めてワイニーナチュラルを飲んだのは2019年に神戸で行われたJapan Coffee Festivalで(当時は大阪に住んでいました)その芳醇な香りは衝撃的でした。UNKNOWN COFFEEさんが扱う発酵ナチュラルは、果肉が付いたままのコーヒーチェリーを袋に入れて発酵させてから、乾燥させる。その過程で独特な香りが生まれるとのこと。発酵と言っても、アナエロビックのようなクセはないそうです。

実際にいただくと、まず個性的な酸味がガツンと来るけど、まったく嫌味がありません。例えるならばフルボディの赤ワインのような芳醇さがあって、渋味はない。濃ゆいベリー系のフルーティーさが良い感じです。
まだ実店舗はなく、岐阜に古民家カフェを計画中とのこと。そのカフェができたら、是非伺いたいです。
基本情報:UNKNOWN COFFEE
桜花学園高等学校 × CAZAN珈琲店
次はどのブースにしようかと会場をさまよい歩き、その前を通るたびに「コーヒーいかがですか」と声をかけられ、「後で行きます」と応え続けていたのが桜花学園高等学校さん。それは決して言い訳ではなく、私はリピーターです(笑)。実際ブースを訪れて分かりました、進化していると。
前回のコーヒーサミットで紹介したように、桜花学園高等学校の国際キャリアコースは授業を事業化しました、株式会社MieuxXとして。
初めて話を伺った時は、フェアトレードとコーヒーの流通を習ってパッケージのデザインやプロモーションも行う、ということでしたが(それだけでも凄いですけどね、普通科の高校生の活動として)、今はCEO、総務部、経理部、広報部などに分科して事業を行っているそうです。

変わらないのは、毎年テーマを決めて取り組んでいること。今年のテーマはコンゴの女性支援だと説明していただけました。コンゴと言えば紛争のニュースでよく耳にしますよね。でも、そこであまり語られないのは、紛争のしわ寄せが来る女性と子供たち。コーヒーの売り上げは、そんなコンゴの女性支援に使われるそうです。
いただいたのは、そのコンゴの深煎り。深煎りらしいビターさがしっかり出ていて、でもくどくない。全体的に優しい味です。

抽出に使っているのは浸漬式のクレバードリッパーです。以前昭和区民まつりで指導教諭の方に話を伺った時は、生徒たちはバリスタを目指しているわけではないので腕前の差が出にくいクレバードリッパーを使っている、とのことでした。が、今はコーヒー豆を提供するCAZAN珈琲店さんからハンドドリップについて指導を受けていると生徒さんが説明してくれました。
以前は指導教諭の方やマウンテンコーヒーさんの役員さんから話を伺うことが多かったのですが、今回はどんな質問も生徒さんが答えてくれたのも印象的でした。広報部の生徒さんは名刺を持ってメディアの方々と交渉もするそうですから、それも事業の一部ですよね。
これからの活動にも期待します。
基本情報:桜花学園高等学校
名古屋市昭和区緑町1-7
(桜花学園高等学校)
ohka-hs.com/course/international
(国際キャリアコース)

基本情報:マウンテンコーヒー株式会社
合わせて見たい:桜花学園 国際キャリアコース @ 昭和区民まつり
前述のように桜花学園国際キャリアコースのカフェブースは昭和区民まつりで訪れていて、その時の様子も紹介しています。
楚々Cafe
次に伺ったのは、桜花学園さんの隣のブースの楚々Cafeさん。正直に申し上げます、銅製のV60ドリッパーが気になって足を運びました(笑)。ドリッパーに誘われたそのお店は、珍しいカフェインレス(デカフェ)コーヒー専門店。
店舗は持たず、ネット販売とイベント出店を行っているとのことです。

いただいたのは、やや深煎りのエチオピア。エチオピアといえば以前「浅煎りのエチオピアを淹れてみた」や「中煎りのエチオピアを淹れてみた」で紹介したように、特徴的な香りを活かすために浅~中煎りで飲まれることが多いです。そう思って訊ねると、デカフェのエチオピアは深めに焙煎するといい味がでるとのこと。さすが自家焙煎のお店、考えられています。
そのお味は、深煎りらしいビターさがあるけど、優しい味です。

このイベントで私はコーヒー豆の流通とエシカルな面に注目します。楚々Cafeさんはフェアトレード認証豆を積極的に使うのはもちろん、カフェイン除去の安全性にも気を使い、妊婦さんや授乳中の母親でも安心して飲める「マタニティフード認定」も取得しているそうです。正直に申しまして、今まで考慮したことがない観点でした。
コーヒーは、いろんな意味で奥が深いです。
基本情報:楚々Cafe

bistarai
世の中には「ジャケ買い」や「ラベル買い」など、商品の選び方にも色々ありますが、「ブース買い」があってもいいですかね。そんな気持ちもあって訪れたのがbistaraiさん。何やらエキゾチックな「雑貨」がたくさん並んでいます。
実はこの日私は、以前クリエイターズマーケットで買った、コーヒーの麻袋で作ったポーチをチョークバッグのようにして身に付けていました。bistaraiさんはそのことに気付いてくれた数少ない方々の一人です。聞けば、世界のいろんな国から仕入れた素材でグッズを作り、クリエイターズマーケットにも出店しているとのこと。さすが、目の付け所も違います。

もう、どっちが本題か分かりませんが、いただいたのは「雪男スペシャル」というネパール産のコーヒー。ウォッシュドだけど、ちゃんとフルーティーな香りがあって、それでいて程良い苦味もある。苦いコーヒーは苦手な人でも飲めそうな優しい味です。雪男って、優しいんですかね。

ネパールと言えば、さっきFARMERS PASSIONさんに行きましたよ、なんて話をしたら、bistaraiさんとは仲良しとのことで、ネパールにあるFARMERS PASSIONさんの農園にも行ったことがあるそうです。自分がコーヒー豆を仕入れる農園は寒いところにある、なんてリアルな話も聞けました。
コーヒーはもちろん雑貨も好きな私ですから、今度はクリエイターズマーケットでお会いしたいです。
基本情報:bistarai
三重県多気郡大台町江馬308-8

Langbiang Coffee Project
続いて訪れたのは、常滑焼のコーヒー用急須とベトナム産コーヒーと言う、ある意味異色な組み合わせのブース。
ベトナムと言えばブラジルに次ぐコーヒー大国ですが、その大半は缶コーヒーやインスタントコーヒーなどに使われるロブスタ種(正しくは品種)で、カフェなどで使われるアラビカ種の風味には敵わないのが一般的です。が、中には以前チムニー珈琲焙煎所さんで紹介した「ベトナム未来農園 ワインのロブスタ」のように栽培、収穫、精製に気を使い香り高く仕上げた豆もあります。
Langbiang Coffee Projectさんが扱うのは、ベトナムでは5%ほどしか栽培されていないアラビカ種で、しかもペーパードリップと常滑焼の急須で淹れたものを飲み比べられるとのこと。

提供されるのはアナエロウォッシュドの中煎り。まずはORIGAMIのペーパードリップでいただきました。香りはナチュラルのようなフルーティーさで、程良い酸味が特徴的です。アナエロビックといえばナチュラルが多く、スパイシーな香りのものもありますが、ウォッシュドのアナエロビックには強いクセがなく、それでも香りには個性があります。
続いで常滑焼の急須で淹れたものをいただきました。特徴的だった酸味が穏やかになり、全体的にまろやかな味わいになりました。常滑焼効果はもちろん、メッシュフィルターはペーパーフィルターは通らないコーヒー豆の油分などの成分も抽出するため、そのまろやか効果もあるでしょう。

印象的だったのはLangbiang Coffee Projectさんの取り組み。母体のタキヒヨー株式会社さんは繊維の卸業で、ベトナムなどの国から仕入れた布地を日本国内のアパレル業に卸しているそうです。そんなタキヒヨーの社員さんがベトナムのクホ族で、質の高いアラビカ種を栽培するコーヒー農園と出会い、そのコーヒー豆をダイレクトトレードで日本に仕入れることになったそうです。しかも流通だけではなく、日本人スタッフがクホ族の村に常駐して栽培指導も行っているとのこと。
アパレルからコーヒーの栽培とダイレクトトレードへ。世の中、どんな縁があるか分からないものです。ダイレクトトレードについては最後に考察します。
基本情報:Langbiang Coffee Project
タキヒヨー株式会社
愛知県名古屋市西区牛島町6-1 名古屋ルーセントタワー 23・24階

基本情報:FUKUSUKE COFFEE ROASTERY

Maaza Bunna
次に訪れたのは、前を通るたびにその香りが気になっていたブース。エチオピアから取り寄せた焙煎器でコーヒー豆の焙煎体験ができます。実は私も自宅で手網焙煎することがあるのですが、しばらくサボっていたので… 久々にしてみたくなりました。焙煎体験は飲み比べチケットとは別料金で、焙煎後にはエチオピア式で淹れたコーヒーを1杯いただけます。
途中でカセットコンロのガスが切れるアクシデントもありましたが、昔取った杵柄ですかね、割とムラなく焙煎できました。自宅で焙煎する時は飛び散るチャフ(コーヒー豆表面の薄皮)の扱いに気を使いますが、屋外では「自然に還る」だけなので気楽です。

前述のように、焙煎後は深煎りの豆をエチオピア式で煮だしたコーヒーを1杯いただきます。現地の人は砂糖をたっぷり入れて飲むそうですが、日本人向けに少しだけ砂糖を入れてもらいました。深煎りを煮だしたので味がしっかり出ていて、確かに砂糖を少し入れるくらいがちょうどいいかもしれません。
コーヒーの淹れ方、楽しみ方も千差万別ですね。

エチオピアで2年間暮らしていて、なんて話をしていたのでよく聞くと、青年海外協力隊の隊員だったそうです。実は私も元隊員で、私の20年後輩になります。コーヒーのイベントで協力隊の後輩に会うのは2019年に神戸で行われたJapan Coffee Festivalに出店していたHEART FULL COFFEEさん以来です。
Maaza Bunnaさんは店舗を持たず、ネット販売の他、このようなイベントにも出店するそうです。またどこかのイベントでお会いしたいです。
基本情報:Maaza Bunna
追記:エチオピアのコーヒーと言えば…
後日、過去の投稿を見返して気付きましたが、以前紹介したmozo WONDER CITYにあるDouble Tall Cafe BEANSさんで買ってきたエチオピアの豆。お洒落なパッケージデザインが印象的でしたが、これ、エチオピアのポットですよね。

お洒落なだけじゃない、ちゃんと意味があるイラストだったことが今分かりました。
TPA x ヨイマメ珈琲
前回に引き続き、最後に訪れたのはヨイマメ珈琲さんと、TPA (Terra People Association) 、地球市民の会さんのブース。両者の取り組みはブースの看板に端的に説明されているので抜粋します。
認定NPO法人地球市民の会(TPA)は、失われつつある森や希少な動物を守り、小規模農家の持続可能な生産を目指して、ミャンマーでコーヒー栽培を実践しています。産地の暮らしや環境にも配慮して作られたコーヒーを「コーヒーを育てる人、楽しむ人、コーヒーに関わる全ての人がしあわせであること」を大切にしているヨイマメ珈琲が焙煎しました。

ミャンマーと言えば最近、大きな地震でニュースになりましたよね。そのこともあって、このブースは訪れようと思っていました。
話を伺うと、TPAの活動拠点では地震の被害は大きくなかったそうで、提携している団体を通して被災地に支援物資を送るなどの活動をしているそうです。そしてこのブースで販売されるコーヒーや雑貨の売り上げも被災者支援に使われるとのことです。このように直接的な支援ではなくても、1杯のコーヒーを飲むこととコーヒー農家の支援については後ほど考察します。
さらに今回は、名古屋デザイナー・アカデミーの学生さん達がデザインしたラベルが付けられたコーヒーバッグも販売されていました。現地で活動している人が地元の状況を伝え、そこから考えたイメージでデザインの学生さんがドリップバッグのラベルをデザインしたそうです。

私も一つ買い、デザイナーの学生さんと話ができました。私もカナダの大学院でデザインを習ったデザイナーですからね。デザインは、それを受け取る人がいて、デザイナーは意図やメッセージを込めるなど、デザインについて語り合いました。
最後にささやかな支援として(本当にささやかです)ミャンマーの伝統的な紙(和紙ならぬ、ミャ紙?)で作った扇子を買って帰りました。
基本情報:TPA 地球市民の会
佐賀県佐賀市高木町3-10

基本情報:ヨイマメ珈琲

イベントを振り返って:フェアトレードと公正な取引
このイベントに参加した人の中には、出店者が扱うコーヒー豆にはフェアトレード認証ではないものが意外と多いことに気付いた方もいるでしょう。フェアトレードの文字通りの意味は、
フェア = 公正・公平
トレード = 取引・貿易
であり、その目的は生産物を適正な価格で取引することで生産者、ここではコーヒー農家の生活の質の改善や自立を促すことにあります。フェアトレードは認証制度ですが、その認証を受けていなくても、ダイレクトトレードなどの取引で公正さを実現している方々もいます。コーヒーの販売者、つまりカフェがコーヒー農家と直接交渉を行い公正な取引をしています。
このイベントには参加していませんが、以前紹介したカフェでは大阪の街カフェ、CAFETALESさんや、恵比寿に本店がある猿田彦珈琲さんは独自のルートでダイレクトトレードを行い、トレーサビリティを確保しています。


話をこのイベントに戻すと、先述のLangbiang Coffee Projectの方がフェアトレードステージで語られていた話が印象的でした。裸足の子供たちが一生懸命スペシャルティコーヒーを作っている農村でコーヒー農園の方に言われたのは、コーヒー豆を高く売るよりも、自分たちが作ったコーヒー豆を認めてもらうこと。ダイレクトな取引、つまり対等な取引を望むと。
裏を返せば世の中には、公正でなく対等でない、1杯のコーヒーの売り上げが生産者に還元されず、利益が中間業者によって搾取される取引もあるということです。

一方で、TPAの方と話したことも印象的でした。トレーサビリティがしっかりしたコーヒーを飲むことは、間接的にでもコーヒー生産者の自立支援につながるということ。1杯のコーヒーを飲んで、美味しかったな、とか、価格が上がったな、とか考えるかもしれません。それと同時に、その1杯のコーヒーに使われたコーヒー豆はどこかの誰かが育てたものだと思いを馳せたいものです。
公正で対等な取引の末に生まれた一杯のコーヒーを飲むことは、間接的にコーヒー農園の支援につながります。
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