日本のスコーンはラーメンと同じくらい多様性がある、と言ったら同意してくれる人、いますか?
そもそもスコーンを「スイーツ」に分類することにも異論がありそうですが、好きだからここで紹介しちゃいます。金山駅コンコースで買った、多治見のスコーン(愛知ローカルです)。
温めて食べてみた
常温で食べても美味しそうなスコーンですが、お勧めの方法で温めてみました。
プレーンのスコーンなら電子レンジのみで10~20秒。スイーツタイプなら電子レンジで10~20秒温めた後、オーブントースターで2~3分。この時、焦げないようにアルミ箔を被せておきます。
特に言及はありませんでしたが、トースターで温めた後にアルミ箔を剥がして余熱で数分おくと、表面がサクッとなります。
クランベリー
オーブントースターでリベイクしたから外はサックリ、中はしっとり。生地自体は奇を衒わない素直な味だから、適度に温めることでクランベリーの甘酸っぱい味がさらに際立つ。
そのままでも十分美味しいけど、スコーンクリームを載せるとバターと似て非なる香りとコクが加わって、これも良し。

アールグレイ
食感はしっとり、軽く温めたからアールグレイの香りが立つ。
スコーンのお伴は紅茶が定番だけど、これだけ紅茶の香りが際立つスコーンだから、と思って合わせたのはコーヒーチェリーの外皮で作った紅茶。紅茶のようで、コーヒーの風味がある。アールグレイスコーンとの相性は抜群でした。

グラハムオレンジピール
こちらも温めることでオレンジの香りが立ち、口の中でほろ苦さがあるオレンジピールの味がじゅわっと広がります。
オーブントースターで温めたから外側にサックリ感があって、口の中では中身としっとり感と合わさり、そこにオレンジピールのアクセント。なんとも言えない軽妙な食感。

ナッツ
スコーンクリームの「味変」が一番効いたのがコレかな。風味も食感も良し。
ナッツの味は強く主張しないけど、プレーンにはない風味を与える、名脇役。原材料を見るとアーモンド、ピスタチオ、クルミ、それにココナッツが入っていることが分かるけど、それらが一体となって一つの風味を作る。

famfam
IKO→MaI イコマイ
このスコーンは「あのマチを、もっと近くに。」IKO→MaIに出店した多治見市のfamfamで購入しました。