名駅エリアの中でも高級感が漂う場所、ミッドランドスクエアにあるベーカリーカフェに行ってきました。Bakery & Restauirant SAWAMURA名古屋さん。特筆すべきはその高級感ある雰囲気だけではなく、パンのクオリティも高いんです。
ミッドランドスクエアに行ってきた
ミッドランドスクエアは名古屋駅の地下と直結していますが、庶民的で歴史がある地下街「サンロード」からガラス戸を隔ててガラッと雰囲気が変わるのが分かります。
SAWAMURA名古屋さんはその地下1階にあり、同じフロアには以前紹介した名城公園にあるDEAN & DELUCAさんの名古屋店があります。SAWAMURA名古屋さんは名駅周辺で早朝から開いているベーカリーカフェのうちの1件です。
店名には「Bakery & Restaurant」を冠しているので、正しくはベーカリーカフェではありません。が、当然お食事のメインは広い意味で「パン」です。この日は早い時間の来店でしたのでモーニングメニューのホットサンドイッチ「フォカッチャ チキンと大葉」を注文しました。
セットのドリンクにはカフェラテを選びました。ベーカリーカフェにはファミレスのドリンクバーのようなマシンを使うお店もありますが、ここではドイツ製のエスプレッソマシンを使っていています。自動化されていますが、味は本格的です。
フォカッチャの焼きたてホットサンドイッチは、表面はカリッ、中はモチッとした食感がいいですね。大葉の香りも鮮烈です。テイクアウトもできるようですが、やはりこれはお店で焼きたてをいただきたいです。
ベーカリーカフェでは、せっかくパンが美味しくても飲み物が不釣り合いなお店もありますが、ここのエスプレッソ系のドリンクは満足できます。
駅ナカや駅チカのベーカリーカフェには通常多くを期待しませんが、SAWAMURA名古屋さんは料理のクオリティーもスタッフさんの応対も良く、気に入っています。もしも平日の朝にここで朝食を摂れたら、きっと優雅な気分で一日を始められるでしょう。
食事に満足した後は、おうちカフェ用にパンをいくつかテイクアウトしました。
基本情報
愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア B1F
ベーカリー 07:30~20:00
レストラン 07:30~19:00
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください
b-sawamura.com/shops/nagoya
(SAWAMURA)
midland-square.com/shop
(ミッドランドスクエア)
おうちカフェしてみた
SAWAMURAさんではクオリティが高い個性的な「パン」を色々売っていますが、自宅でいろんな楽しみ方をしてもいいのではないでしょうか。今回は種類が違うパンを、違うシチュエーションで、違うコーヒーと合わせて楽しんでみました。
Caramel Banana Coconuts + 浅煎りコーヒー = 3時のおやつ
「キャラメル・バナーヌ・ココ」と読むようです。これに浅煎りのジャバを合わせて、週末の「3時のおやつ」にしてみました。
デニッシュのサックサク感と、キャラメリゼしたバナナのし~っとり感が、しっかりした歯応えのダークチョコと合わさり、口の中で面白い食感と味の組み合わせを楽しませてくれます。
デニッシュとココナッツが思ったよりも口当たりを軽くして、スッキリした浅煎りコーヒーとの相性は期待したよりも良かったです。
トマトとツナのデニッシュ、サルサソーセージデニッシュ + 深煎りコーヒー = お食事
2種類の「惣菜パン」にサラダを添えてお食事にして、深煎りのケニヤ レッドマウンテンを合わせてみました。
トマトとツナのデニッシュをリベイクすると、デニッシュとトマトの香りが立ちます。リベイクで増したサックリ感と、爽やかな酸味のあるトマトのジューシーさが合わさり、食感も味も楽しめます。
サルサソーセージデニッシュもリベイクしたので、「ジュワ感」が増しました。多分それだけで食べても美味しいであろうソーセージとデニッシュの組み合わせがいいですね。具の組み合わせはピザを思わせますが、このサックリ感はデニッシュ以外の何物でもありません。
深煎りにしたレッドマウンテンは、苦みよりコクが印象的です。しっかりした味わいは、料理に負けない個性があります。2種類の惣菜パンは、これまた個性が強いのですが、3者とも出しゃばらずに個性を出し合い、うまい組み合わせのお食事になりました。
ダノワーズ・オ・ポワール + 中煎りコーヒー = 食後のデザート
ポワール (洋ナシ) のデニッシュです。これに中煎りのエチオピア イルガチェフを合わせて、食後のデザートにしました。洋ナシの自然な甘さは、パンと言うより「デザート」です。イルガチェフはcoresのメッシュフィルターで淹れてスッキリと仕上げました。
これまたサックサクのデニッシュと、優しい甘さでしっとりした洋ナシの組み合わせはたまりません!ナチュラル製法のイルガチェフの優しい苦味と爽やかな酸味から成るスッキリ感は、まるで紅茶のよう。これを洋ナシのデニッシュの後味が残る状態で口に含むと、フルーティーさが引き立ちます。このペアリングは、ヤバいです。
自分時間に好きなパンを好みのコーヒーとペアリングしたり、トースターでリベイクしたパンを他の料理と合わせたり、これは「おうちカフェ」だからできる楽しみ方ですね。
Sweets写真館
甘いパンって、スイーツですよね。スピンオフブログ「SweetsオトコのCafeめぐり」のSweets写真館ではSAWAMURAさんのパンも紹介しています。
津軽リンゴのアップルパイ
この艶。この焦げ目。そして中には、甘酸っぱい津軽りんご。テイクアウトして、おうちでリベイクしていただきました。
チョコチップとアーモンドのサクサクデニッシュ
手のひらサイズの食べ応えがあるデニッシュ。もちろんサイズだけじゃない、デニッシュのサクサクにスライスアーモンドのパリパリ、そこにチョコチップとピーナツバターの甘さ。
桜CUBE
日本の和菓子、桜餅からインスピレーションを得たというパン。だから、小豆と一緒に練り込まれたのは塩漬けの桜の葉。ふふ、確かに桜餅。
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