名古屋テレビ塔の下、セントラルパークにあるカフェに行ってきました。BASE COFFEEさん。ランチタイムにはお食事のお客さんで混み合うこのお店の正体は、スペシャルティコーヒー専門店です。
栄のセントラルパークに行ってみた
名古屋の栄で石を投げればカフェに当たりますが (失敬!)、その中でスペシャルティコーヒーを真面目に扱うお店はポツリぽつり。BASE COFFEEさんはその中の1件ですが、お食事のお店として訪れる方も多いでしょう。

今回のお目当てはコーヒー3種飲み比べ。その日用意されているコーヒーの中から好みで3種類を選べます、一部を除いて。その「例外」は後で説明します。
コーヒーを選ぶと、それぞれ小さなカップ1杯分の豆を挽いて、ハンドドリップします。

選んだのは、最近お気に入りのエチオピアと、こちらもお気に入りで普段は深煎りで飲むことが多いインドネシア、そしてお目にかかることがまだ少ないミャンマーです。
ミャンマーの豆は、2年近く前に紹介したToricot Coffeeさんでもいただきました。その時は、僻地にある産地への交通が改善されてから流通するようになったと伺いました。その後情勢が不安定になりましたが、今はどうなのでしょうか。気になります。

まずはエチオピア。さすがに香りが良く、苦みはスッキリして優しい感じです。エチオピアらしいフルーティーさをほのかに感じます。
ミャンマー「レッドハニー」は程良い苦味で、独特なスパイシーな味わい。「ハニー」という名からは想像できない複雑な味です。
インドネシアは、まろやかなコクと、個性が引き立つ苦味。インドネシアの良さを出しながら、中深煎りにすることで全体的に優しい味わいになっています。

甘さが控えめなチーズケーキの後味が残った状態でコーヒーを飲むと、口の中で起こる味変も楽しめます。特にミャンマーは、その独特な個性がさらに引き立つ感じ。いろんなコーヒーを飲んできた私でもこれはうまく説明できませんので、実際に試してみていただきたいです。

小さなカップに入れて出されるので冷めるのも早いですが、豆が良いのでしょう。冷めてもエグ味が出ず、美味しくいただけます。
普段からいろんなコーヒーを楽しむのが好きな私ですが、こんな飲み比べも面白いですね。コーヒーと言えば「こだわり」の印象が強いようですが、そんなもの持っていたら、こんな楽しみ方はできません!コーヒーにこだわりは不要です。
最後は、せっかくなのでコーヒー豆を買って帰ることにしました。

選んだのは、COE、Cup of Excellenceを受賞したエチオピア。こちらはちょっと高額なので、コーヒー飲み比べには選べないんです。COEを受賞したエチオピアと言えば、以前紹介した猿田彦珈琲さんでも扱っていて、それを自宅で淹れた様子は「浅煎りのエチオピアを淹れてみた」で紹介しました。
この後、BASE COFFEEさんの「COE」エチオピアの中煎りを自宅で淹れてみました。この様子を次回お伝えします。
基本情報
愛知県名古屋市中区錦3-15-13先 セントラルパーク内
平日・土 11:00~21:30
日・祝 11:00~20:30
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください
(BASE COFFEE)
centralpark.co.jp/shop/base-coffee
(セントラルパーク)

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