Japan Coffee Festival 2019 in 神戸 (2)

昨日に引き続き、神戸で行われているJapan Coffee Festival 2019に性懲りもなく二日続けて行ってしまいました。新しい出会いも、一日ぶりの再会もありました。

珈琲焙煎研究所

この日まず向かったのが珈琲焙煎研究所さん。名は体を表す。東三国にあるお店です。実は昨日、このイベントの代表でもある川久保さんに挨拶させていただく機会に恵まれ、ブースに伺うことも約束していました。

いただいたのは「東の令和」と名付けられたブレンドコーヒー。これは私がコーヒーを意識して飲むようになってからずっと好きだった、コクを感じられるコーヒー。しっかりしたコーヒーらしい苦味があって、でも飲みやすい。

コーヒーをいただいている間にも他のコーヒー好きの方が訪れて、初対面でも自然に話ができました。きっと東三国のお店もそんな場所なのでしょう。近いうちに伺いたいです。

Daytrip Coffee

続いて訪れたのはDaytrip Coffeeさん。出張型のコーヒースタンドで、このフェスティバルにはイベント出店されています。普段は空間デザインの仕事をされているというだけあって、ブースも一味違います。

前回も紹介しましたが、このイベントで各店はコーヒーを1種類のみ提供できることができます。Daytrip Coffeeさんが淹れるのは中煎りのブレンドコーヒー。マスターは謙遜気味に「万人受けする」から選んだという中煎りですが、むしろ浅煎りと深煎りの「いいとこ取り」のような、爽やかさとボディを併せ持った味です。いい選択ではないでしょうか。

マルシェなどにも出店されているとのこと。いつか別の場所でもお会いしたいです。

Neri miri coffee

次に訪れたNeri miri coffeeさんも普段はキッチンカーでコーヒーを淹れていて、このフェスティバルにはイベント出店されています。以前京都で見つけたROCCA & FRIENDS TRUCKさんは小さなトラックに必要なものをすべて積んで質の高いハンドドリップコーヒーを淹れていました。Neri miri coffeeさんもやはりハンドドリップに必要な一式をキッチンカーに積んでいるそうです。

いただいたスペシャルティーコーヒーはしっかりしたコクを感じつつも、すっきりしていて飲みやすい。これもコーヒーを飲み始めてからずっと好きだった味です。屋外で質の高いコーヒーを提供するという心もさることながら、Daytrip CoffeeさんもNeri miri coffeeさんも、このような会場にイベント出店して自分の空間を作るところはさすがです。

私は今茨木市に住んでいますが、近くの万博記念公園に出店されることもあるとのこと。機会があれば今度はそのキッチンカーで丁寧に入れたコーヒーをいただきたいです。

サン珈琲

神戸に自家焙煎のお店を構える、かわいいイラストが印象的なサン珈琲さんは本日のみこのフェスティバルに参加しています。お店の営業が忙しいとのこと。この日に訪問できたのは何かの縁でしょうか。

淹れていただいたのは「舞子坂ブレンド」と名付けられたブレンドコーヒー。お店では「トラッドブレンド」と呼ばれているとのこと。ガツンとした苦味を感じられる、これぞコーヒーという感じのしっかりした味でした。

パンフレットの説明にも、お店のウェブサイトにも「完全禁煙」と書かれています。話を伺うと以前は喫煙可で、禁煙にした直後は一時的に来店者が減ったとのこと。しかし徐々に回復したそうです。喫煙者は人口の2割にも満たないという事実を考えれば、禁煙にして定常的に客が減るということは考えずらいです。私は個人的に、コーヒーの繊細な香りと共存し得ない悪煙を許さない禁煙のカフェが増えることを望みます。

セロトニン系シンガーソングライターの西村加奈さんのお陰で来ることができたこのイベントで、たくさんのコーヒー好きの人達と知り合い、多くを学ぶことができましたし、「コヒ友」もできました。この出会いを大切にしたいです。