名古屋テレビ塔の下で定期的に行われる、SOCIAL TOWER MARKET。今回はお隣のオアシス21で行われた大規模バージョンに行ってきました。馴染みの顔に、久々の再会、そして新しい出会いもありました。
夏日のオアシス21に行ってきた
小春日和が続いて桜も散り始めたな、なんて思っていたのはほんの数日前。まだ4月中旬のこの日は温かさが増して夏日。シャツの袖をめくって大規模イベント会場のオアシス21に向かいました。

この記事のカテゴリーは便宜上「コーヒーイベント」ですが、お洒落雑貨やスイーツなどの物販に様々な飲食など、いろんなお店が集まるイベントです。
イベント基本情報
愛知県名古屋市東区東桜1-11-1 オアシス21
2024年4月13日 (土) ~ 14日 (日)
11:00~16:30
(SOCIAL TOWER MARKET)
(OASIS 21)

huu
この日まず伺ったのは、以前にも何度かイベントでお会いしているhuuさん。「珈琲と和菓子」を掲げたhuuさんですので、このカフェめぐりブログや、姉妹ブログの「SweetsオトコのCafeめぐり」でも紹介させていただきました。

楽しみにしていた和菓子は、なんと桜餅。最近姉妹ブログの中の「Sweets写真館」や「パンの写真館」では桜スイーツと称して桜の菓子パンを続けて投稿しましたが、こちらは正真正銘正統派の桜スイーツです。迷わず注文しました。
合わせたコーヒーは、中煎りのオリジナルブレンド。夏日にアイスでいただくのもありですが、huuさんはスペシャルティコーヒーの良い豆を扱っていますので、豆の良さが分かるホットで注文しました。

まずはオリジナルブレンド。口に含むとまずスパイシーな苦味と独特の香りがドンと来て、すぐにダークチェリー系のフルーティーな香りが広がります。ブラジル・エチオピア・グァテマラのブレンドとのことですが、思った以上に個性的な風味です。
合わせた桜餅にもヤラれました。

口に近付けただけで桜の香りが届き、口に含むと、なんとも優しい和の甘さ。この桜餅は姉妹ブログの中の「Sweets写真館」で紹介しています。
桜餅の後味が残るうちにオリジナルブレンドを飲むと、スパイシーさの角が取れて、フルーティーさが前面に出てくる。いい組み合わせですね。
今回は大きなイベントだったのでゆっくりお話しできませんでしたが、またどこかでお会いしましょう。
基本情報:huu
「huu わたしのわがし」さんは車1台で営業し、イベントなどに出店しています。詳しくはInstagramで発信しています。

合わせて見たい
前述のように「珈琲と和菓子」のhuuさんはこのカフェブログと、姉妹ブログのスイーツブログでも紹介しています。
こちらは姉妹ブログ「SweetsオトコのCafeめぐり」からの紹介です。
巧Coffee
続いて向かったのは、以前豊田のイベントでお会いした巧Coffeeさん。先ほど紹介したhuuさんともコーヒートラック仲間です。約半年ぶり、二度目の再会でしたが、覚えていてくださいました。嬉しいですね。

思い出話なんかもしながら今日いただけるコーヒーを説明していただき、気になって選んだのは本日のおすすめ、BARREL AGED 巧 BLEND。収穫したベトナムのコーヒーチェリーをウイスキー樽で熟成させるそうです。他のコーヒーよりちょっとお高めですが、珍しい豆なので金に糸目は付けません(笑)!

さて、そのお味は。全体的にスッキリしていて、独特な香りがあるのですが、単純に「ウイスキーの香り」じゃないんです。例えるのが難しい、ブロガー泣かせの風味。気に入りました。

この後会場をブラブラ歩きながらいただきましたが、温度が少し下がると「コーヒーらしさ」よりも「個性」が前面に出てきました。こんな味変もいいですね。
次のイベントでお会いする時はどんなコーヒーを楽しめるか、今から楽しみです。
基本情報:巧Coffee
巧Coffeeさんは焙煎業の傍ら、キッチンカーで営業しています。出店情報はInstagramで発信しています。

合わせて見たい:とよたまちおとフェス2023
巧Coffeeさんは「巧Coffee @ とよたまちおとフェス2023」で紹介しています。
what’s!? coffee
後で紹介するP-BAKEさんのブースに立ち寄って、またブラブラ歩いていると「ん?どこかで見たぞ…」というブースを見つけました。以前「世界フェアトレード・デー・なごや」のコーヒーサミットでお会いしたwhat’s!? coffeeさんでした。

これだけ並んでいるコーヒーの中から選べるというのですから、悩みますよね。コーヒーサミットの思い出話なんかもしながら、色々聞いて選んだのは、タイ ドイパンコン ケニアスタイルウォッシュ。
「ウォッシュド」は収穫したコーヒーチェリーの精製方法のひとつです。コーヒー豆の精製方法はGLITCH COFFEE @ 9hさんの紹介で少し説明していますので、興味のある方は見てみてください。
コーヒー専門店ですから注文を聞いて1杯分のコーヒー豆を挽くのですが、その方法も個性的です。


そのお味は。最初の一口目は、びっくりするほどのレモンのようなフルーティーさ。その後も爽やかさが持続します。テイスティングノートには「アプリコットのような」とありますが、持続する香りは確かにそんな感じ。ウォッシュでこのフルーティーさ、恐るべし。

いつか岡崎の店舗にも行ってみたいです。岡崎と言えば最近スイーツブログでもお洒落なカフェを紹介して、赤丸急上昇(死語?)の目的地です。
基本情報:what’s!? coffee

合わせて見たい:コーヒーサミット
前述のようにwhat’s!? coffeeさんに初めてお会いしたのは「コーヒーサミット @ 第13回 世界フェアトレード・デー・なごや」でした。
青島珈琲焙煎所
見知ったお店を訪れた後、魅力的なお店が並ぶ中から選ぶのは難しいです。そんな中で気になったのはカリタの3つ穴を使うお店、青島珈琲焙煎所さん。カリタの3つ穴はHealing Cafe Metheonさんや京都のmurmur coffee kyotoさんで使われていますが、今や「絶滅危惧種」です。
焙煎所で、カリタの3つ穴というだけでも気になるのですが、和のパウンドケーキも売っています。

順番を待ちながら見ていて気になったのは、ドリッパーを左手に持ち、右手に持ったドリップポットで湯を注ぐスタイル。東三国の珈琲焙煎研究所のたまさんを思い出します。たまさんはKONOユーザーでしたが、ひょっとして、と思って訊ねると、やはり普段はネルを使っているそうです。


さて、そのお味は。口に含んだ瞬間、ガツンと来る苦味。でもそれが全然くどくない。「ザ・深煎り」というか、苦い深煎りの良さを楽しめます。やはり鮮度も良いようで、これだけ苦味が前面に出るのですが、温度が下がってからも嫌味が全然出ません。
お供に選んだ「バナナとカルダモンの御菓子」(パウンドケーキ)との相性も良いですね。独特な香りがするのですが、これがカルダモンでしょうか。

一見したところ体育会系のマスターは話しやすい方で、大きなイベントでなかったらもっとコーヒー談義したいところでした。またどこかでお会いしたいです。
基本情報:青島珈琲焙煎所
TSUI-OKU
ここまでですでに4杯のコーヒーを飲んでいます。どの1杯も個性的で飽きないのですが、そろそろ最後の1杯… と考えると悩みますね、魅力的なコーヒーブースが並んでいるので。意を決して選んだのはネルドリップのお店、TSUI-OKUさん。イベント会場では珍しいです。

本日は巧Coffeeさん以降、4件目の自家焙煎のお店になります。が、こちらも個性的ですね、七輪で炭火焙煎するとのこと。七輪って、まさか手網焙煎? と思ったら、七輪の上でドラムを回して焙煎するそうです。このスタイル、初めて聞きました。

選んだのは、中煎りのエチオピア。注文するとその場で真空パックを開けて1杯分の豆を取り出し、挽き始めました。聞くと、焙煎した豆は鮮度を保つためにすぐ真空パックにするとのことです。
そして、挽きたての豆をネルでドリップします。

そのお味は。中煎りで、豆の色もそこそこ濃かったのですが、風味は思いの外スッキリしています。それでいて、どこかコクもある、不思議な味わいです。
この後、次に紹介するP-BAKEさんとしばらくお喋りしながらゆっくりいただきましたが、最後までこの風味が続きました。やはり、鮮度が良い豆はいいですね。

存じ上げなかったのですが、店舗は金山から近いようですね。いつか伺いたいです。
基本情報:ギャラリー喫茶「追憶」
P-BAKE(特別出演)
これは「カフェブログ」なのですが最後は特別に、近頃すっかり常連になってしまったパティシエさんを紹介します。前述のように一度挨拶に立ち寄り、最後にテイクアウトのために訪れたP-BAKEさん。金山駅のにぎわいマルシェで1つのマドレーヌを買って以来、その美味しさとビジュアルにヤラれてしまいました。

創作意識旺盛で、新作と出店情報をインスタグラムで発信しているP-BAKEさん。今回のお目当ては新作として投稿されていた「黒胡麻のマドレーヌ、餡子と求肥入り」です。
こちらがその写真。いつも自宅の小さなダイニングテーブルをスイーツフォトスタジオにして撮影しています。実は私、「自称スイーツ写真家」でもあります。
さて、そのお味は。スピンオフブログの中の「Sweets写真館」で詳しく説明しています。
いつも金山にぎわいマルシェでお会いしていますが、こんな大きなイベントで会うのもいいですね。
基本情報:P-BAKE
P-BAKEさんは店舗営業はせず、マルシェなどのイベントに出店しています。出店情報など、詳しくはインスタグラムで。

P-BAKEさんのスイーツはスピンオフブログ「SweetsオトコのCafeめぐり」のSweets写真館でたくさん紹介しています。
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