栄・大須エリアで緑の庭園として知られたフラリエにあるカフェに行ってきました。BRIOCHE Go.さん。「Go.」にはお持ち帰りの「To Go」の意味もありますが、フラリエの中庭に「Go」もできます。

久屋大通庭園フラリエに行ってきた

ようやく春が来た、と思っていたら初夏の暑さが続いていた頃、矢場町で地下鉄を降りて地上に出ると、緑が濃くなったな、という印象でした。植物の変化が著しくなる季節です。

久屋大通公園の南端から見たフラリエ
久屋大通公園の南端から若宮大通の向こうに久屋大通庭園フラリエの西ウィングがちらっと見えます。

この日はゴールデンウイークの合間の平日ですが会社は休み(普段はサラリーマンしてます)。優雅な朝食を楽しもうと向かったのが、その名の通りブリオッシュが名物のBRIOCHE Go.さん。栄エリアでブリオッシュと言えば以前紹介したESPRIT名古屋店さんのブリオッシュフレンチトーストを思い出します。

お店に着いたのは開店直後でしたが、すでに数組のお客さんが並んでいました。

BRIOCHE Go.の店内
こちらは店内のテーブル席。アースカラーでまとめられた落ち着いた雰囲気で、窓の外には庭園が見えます。

この時間は「モーニング」をいただけます。基本はドリンクとブリオッシュトーストで、その他の品を好みで選べます。「全部載せ」にすると相当な量になるので、気になったものを選びましょう。

と、知ったような書き方をしていますが、初来店でしたのでいろいろ聞いてしまいました。それでも気さくなスタッフさんは笑顔で丁寧に説明してくださいました。

BRIOCHE Go.のお店の説明
並んで待っている間、是非「”BRIOCHE”とは…」の説明を読んでみてください。

選んだのはヨーグルト・目玉焼き・小倉・グリーンサラダ・季節のフルーツの5点で、ドリンクはカフェラテを選びました。

ちなみに日本でお持ち帰りは「Take out」と訳されることが多いですが、私が以前住んでいたカナダでは「For here, or to go?」と聞かれるのが一般的です。店内でいただく時は「For here」、テクアウトする時は「To go」と答えます。

クリスタルコートにGo

注文を終えると、その場でドリンクと呼び出しベルを受け取り、席に移動します。

フラリエのクリスタルコートから見た西ウィング
BRIOCHE Go.さんが入る西ウィングと一続きのクリスタルコート。正面1階がBRIOCHE Go.さん、2階はイタリアンレストランのCUCINA Paginaさん。

見てくださいよ、この写真。こんなところで食事ができるんです。店内に植物を置くカフェはよくありますが、ここは植物園の中にテーブル席があります。

フラリエのクリスタルコートにて、BRIOCHE Go.のカフェラテをいただく
テーブルの上にはもちろん鉢植えが置かれ、植物の名前も紹介しています。こちらはチャメドレアエレガンス。テーブルヤシとも呼ばれるようです。

食事が用意できるまでしばらく待ちますが、飽きないですね、植物たちを眺めていると。店内には静かなピアノ曲が流れ、ちょっと優雅な雰囲気です。

5種のトッピングのMorning

写真を撮りながら、しばらくすると呼び出しのベルが鳴りましたので、再び店内に行って食事を受け取ります。

BRIOCHE Go.のお食事
5品選んで、軽めの朝食の量。半熟の目玉焼きはぷるぷるのつやつやで、黄身の表面には背景が写り込んでいます。

グリーンサラダのドレッシングはシンプルにオリーブオイルとバルサミコ酢。野菜そのままの味を、良い意味で苦味も含めて楽しめます。

「小倉」は当然小倉トーストにするためのものですが、一緒に頼んだ目玉焼きがすでにトーストの上に乗っています。仕方ないので、デザートとしていただきたい季節のフルーツに席を譲ってもらい、小倉トーストを仕上げました。

BRIOCHE Go.の朝食の一部、小倉トースト・ヨーグルト・フルーツ
粒がしっかりした小倉あんはたっぷりの量です。

外をサックリ焼き上げたブリオッシュトースト、中は特有のモッチリ感。しっかり甘いあんこをたっぷり載せても、軽やかなブリオッシュの存在感は薄れません。

植物たちのビジュアルに気を取られてしまいますが、目を閉じて味に集中すると、ちゃんと小麦の風味を感じられます。

BRIOCHE Go.で使われるCesa Beams製のカトラリー
真鍮のように見えるカトラリーはCesa Beams製。こんなところもスタイリッシュです。

席を譲ってもらった目玉焼きは、胡椒をちょっとだけ振ったシンプルなもの。ケチャップだのソースだのつべこべ言わず、卵そのものの味を楽しみたい。「デザート」にとっておいた季節のフルーツも美味しくいただきました。

BRIOCHE Go.のMorningに選んだ季節のフルーツ
冷凍ものは年中いただけるブルーベリーも、そろそろ旬でしょうか。

近くのテーブルではお洒落な若い女性のグループが食事をしていて、スマホで写真を撮ったり、楽しそうです。他のテーブルには親子連れらしき人たちもいて、世代を超えて楽しめる場所ですね。庭園側から入ってきて植物を眺める人たちもいます。

フラリエのクリスタルコート、green roomの入口
庭園側から入ると、こちらがエアプランツ・多肉植物専門店「green room」の入口になります。

今回はちゃんとした朝食をいただきましたが、ちょっと腹ごしらえしてから来て、シンプルにブリオッシュのトーストを頼んでもいいかな、と思いました。きっとブリオッシュ本来の味を楽しめるでしょう。でもブランチメニューのクロックマダムも美味しそうだし… しばらく悩みそうですが、また来ます。

基本情報

愛知県名古屋市中区大須4-4-1 久屋大通庭園フラリエ西ウイング1F

9:00~18:00
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください

フラリエ、BRIOCHE Go.が入る西ウィング

Instagramから

インスタグラムではちょっと違う角度の写真や、植物の写真も載せています。

BRIOCHE Go.

久屋大通庭園フラリエにあるカフェ、BRIOCHE Go.さんに行ってきました。その名の通り、名物はブリオッシュ。

開店直後に訪れて「Morning」を頼みました。基本はドリンクとブリオッシュトーストで、その他の品を1つずつ選べます。

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