栄・大須エリアで緑の庭園として知られたフラリエにあるカフェに行ってきました。BRIOCHE Go.さん。「Go.」にはお持ち帰りの「To Go」の意味もありますが、フラリエの中庭に「Go」もできます。
久屋大通庭園フラリエに行ってきた
ようやく春が来た、と思っていたら初夏の暑さが続いていた頃、矢場町で地下鉄を降りて地上に出ると、緑が濃くなったな、という印象でした。植物の変化が著しくなる季節です。

この日はゴールデンウイークの合間の平日ですが会社は休み(普段はサラリーマンしてます)。優雅な朝食を楽しもうと向かったのが、その名の通りブリオッシュが名物のBRIOCHE Go.さん。栄エリアでブリオッシュと言えば以前紹介したESPRIT名古屋店さんのブリオッシュフレンチトーストを思い出します。
お店に着いたのは開店直後でしたが、すでに数組のお客さんが並んでいました。

この時間は「モーニング」をいただけます。基本はドリンクとブリオッシュトーストで、その他の品を好みで選べます。「全部載せ」にすると相当な量になるので、気になったものを選びましょう。
と、知ったような書き方をしていますが、初来店でしたのでいろいろ聞いてしまいました。それでも気さくなスタッフさんは笑顔で丁寧に説明してくださいました。

選んだのはヨーグルト・目玉焼き・小倉・グリーンサラダ・季節のフルーツの5点で、ドリンクはカフェラテを選びました。
ちなみに日本でお持ち帰りは「Take out」と訳されることが多いですが、私が以前住んでいたカナダでは「For here, or to go?」と聞かれるのが一般的です。店内でいただく時は「For here」、テクアウトする時は「To go」と答えます。
クリスタルコートにGo
注文を終えると、その場でドリンクと呼び出しベルを受け取り、席に移動します。

見てくださいよ、この写真。こんなところで食事ができるんです。店内に植物を置くカフェはよくありますが、ここは植物園の中にテーブル席があります。

食事が用意できるまでしばらく待ちますが、飽きないですね、植物たちを眺めていると。店内には静かなピアノ曲が流れ、ちょっと優雅な雰囲気です。
5種のトッピングのMorning
写真を撮りながら、しばらくすると呼び出しのベルが鳴りましたので、再び店内に行って食事を受け取ります。

グリーンサラダのドレッシングはシンプルにオリーブオイルとバルサミコ酢。野菜そのままの味を、良い意味で苦味も含めて楽しめます。
「小倉」は当然小倉トーストにするためのものですが、一緒に頼んだ目玉焼きがすでにトーストの上に乗っています。仕方ないので、デザートとしていただきたい季節のフルーツに席を譲ってもらい、小倉トーストを仕上げました。

外をサックリ焼き上げたブリオッシュトースト、中は特有のモッチリ感。しっかり甘いあんこをたっぷり載せても、軽やかなブリオッシュの存在感は薄れません。
植物たちのビジュアルに気を取られてしまいますが、目を閉じて味に集中すると、ちゃんと小麦の風味を感じられます。

席を譲ってもらった目玉焼きは、胡椒をちょっとだけ振ったシンプルなもの。ケチャップだのソースだのつべこべ言わず、卵そのものの味を楽しみたい。「デザート」にとっておいた季節のフルーツも美味しくいただきました。

近くのテーブルではお洒落な若い女性のグループが食事をしていて、スマホで写真を撮ったり、楽しそうです。他のテーブルには親子連れらしき人たちもいて、世代を超えて楽しめる場所ですね。庭園側から入ってきて植物を眺める人たちもいます。

今回はちゃんとした朝食をいただきましたが、ちょっと腹ごしらえしてから来て、シンプルにブリオッシュのトーストを頼んでもいいかな、と思いました。きっとブリオッシュ本来の味を楽しめるでしょう。でもブランチメニューのクロックマダムも美味しそうだし… しばらく悩みそうですが、また来ます。
基本情報

Instagramから
インスタグラムではちょっと違う角度の写真や、植物の写真も載せています。
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