夜の街として名高い赤坂で(失敬!)早朝から開いている本格的なコーヒーのお店を見つけました。エスプラナード赤坂沿いの、it COFFEEさん。自家焙煎のコーヒーはもちろん、小腹を満たすメニューにも注目です。

赤坂を「見附」駅に向かって歩いてみた

この週末の土曜は「用事」があって代官山に行き、翌日お茶の水で行われるイベントに備えて中間点の赤坂に泊まり、日曜の朝は良さげなお店を探しながら「見附」駅方面に向かって歩いていました。そこで見つけたのがit COFFEEさんです。

夜明けの赤坂見附、「エスプラナード赤坂」沿いの it COFFEE
前夜の怪しげなキャッチは影を潜め、雨上がりのエスプラナード赤坂はひっそりしていました。

コーヒーと朝食をいただけるお店を探しながらぶらぶら歩いていたのは朝8時台、ほとんどのお店がまだ閉まっていました。そんな中で見つけたのが、テラス席があるit COFFEEさん。中に入るとインバウンド客らしきグループが談笑していました。

it COFFEE AKASAKAの店内
赤坂のお店なのにギラギラしていない… は言い過ぎですが、オフホワイトの壁にダークウッドを使った、どこかクラシカルな雰囲気は落ち着きます。

前述のように、コーヒーとお食事があれば、くらいの軽い気落ちでしたが、見つけてしまいました。お店の奥に佇む焙煎機を。自家焙煎のお店です。

it COFFEE AKASAKAのコーヒー焙煎機
知らない人が見たらカウンターの奥に鎮座するそれは、何の機械だろう、くらいのものかもしれません。

焙煎中はいい香りがするんだろうな、なんて想像しながら何を選ぶか考えてみました。ブレンドと、もちろんシングルオリジンもあり、お店の方は丁寧に説明してくださいます。

it COFFEE AKASAKAのカウンターに置かれたコーヒーのサンプル
カウンターにはコーヒー豆のサンプルも置いてあります。クッキーも気になりますね。

選んだのは中煎りのケニア。何種類かあるサンドイッチから合わせたのは、サーモンのサンドイッチ。

KENYA Mahiga AA

こんなお店ですからね、当然注文を聞いてから1杯分の豆を挽いて、丁寧にハンドドリップします。

it COFFEE AKASAKAでコーヒーをハンドドリップ

そのお味は、良い意味でクセのないスッキリした苦味がいいですね。コクの中、仄かに感じる心地よい酸味があります。いつ飲んでもいいコーヒーですが、朝の「おめざ」にもちょうどいい感じです。

it COFFEEでいただくコーヒーとサンドイッチ
イートインでは厚みのあるマグカップで出されるので、のんびりいただきたいです。

紙のカップでテイクアウトもできます。コーヒー片手に赤坂をブラブラもいいですし、近くのオフィスで働く人も仕事の合間に来るのかな、なんて想像してしまいました。

サーモンサンドイッチ

中煎りのケニヤに合わせたのはサーモンサンドイッチ。温めてから提供してもらえます。後で分かったことですがサンドイッチは日替わりのようです。

it COFFEE AKASAKAのサーモンサンドイッチ
まったく余談ですが、前日に代官山のカフェでいただいたのはサーモンのライスボウルでした。なぜかサーモンに縁がある週末でした。

温めてカリッとなったパンも、トロっとした舌触りのサーモンも良い感じです。モーニングプレートのように空腹を満たすものではありませんが、大きめのマグカップに入ったコーヒーをゆっくり楽しみながら、週末の朝をのんびり始めるにはちょうどいいかも。もちろん、平日の朝でも。

it COFFEE AKASAKAのエスプレッソマシンと、クラフトビールの瓶
エスプレッソマシンの前には個性的なラベルの、世界のクラフトビールが並んでいます。

閉店時間は20時でちょっと早めですが、日が暮れてからクラフトビールをいただくのも良さそうです。もちろん、昼からビールを飲んでもいいですが。

今回は朝のコーヒーにサンドイッチを合わせましたが、クラフトビールとサンドイッチも相性が良さそうです。また赤坂に来る機会があれば、今度は違う組み合わせを楽しみたいです。

基本情報

東京都港区赤坂3-8-14 遠山ビルディング1F

8:00~20:00
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください

it COFFEE AKASAKA

いいね、シェアする!