ピエール・エルメといえば、マカロンの販売を連想する人が多いのではないでしょうか。そのピエール・エルメのスイーツをイートインできる、Made in ピエール・エルメが中部国際空港にあります。空港に行く用事がなくても行きたくなるお店です。

セントレアに行ってきた

いきなり私事ですが、以前私は新舞子の田舎に住んでいたことがあります。生活圏内に飲食店は乏しく(例外は本家ブログで紹介したOISEAU Coffeeさん)フードコート目当にセントレアこと中部国際空港に行くことがありました。急行で1駅ですので。

セントレアで飲食店と言えば第1ターミナル4階のレンガ通りやちょうちん横丁がメインになりますが、Made in ピエール・エルメさんはチェックインカウンターがある3階にあります。

Made in ピエール・エルメ 中部国際空港
中部国際空港駅を降りて、アクセスプラザをひたすら真っすぐ進んで辿り着くところにMade in ピエール・エルメがあります。左奥に見えるのはチェックインカウンター。

この日はイベントに参加するために常滑を訪れ、ちょっと足を延ばしてセントレアまで来ました。最近は飛行機を使う機会がめっきり減りましたが、それでも独特な雰囲気がある空港を訪れるのは今でもなんとなく好きです。

季節の商品を度々リリースするピエール・エルメさん。今は瀬戸内フェアを展開していました。

Made in ピエール・エルメ 中部国際空港で販売されるマカロン、季節限定の瀬戸内フェア仕様
ピエール・エルメと言えば、マカロン。こちらも瀬戸内フェアに因んだ商品。日本仕様のマカロンはインバウンド客にも喜ばれそう。

お持ち帰り商品も魅力的ですが、この日の目当てはイートインするスイーツ。ここでしか食べられませんから。中部国際空港限定商品もありますが、瀬戸内フェアにも惹かれました。

Made in ピエール・エルメ 中部国際空港のイートイン商品
空港内のショップでスイーツを提供するところはありますが、このクオリティの商品が並ぶお店は、そんなに多くないでしょう。

選んだのは安政柑のガトーバスク。初めて知ったのですが、安政柑は日本独自の柑橘類だそうです。スイーツが「安」で始まると、つい安納芋を連想してしまいますが、これは柑橘です。

フランス発祥のピエール・エルメのスイーツに日本の素材が使われる。この多様性が好きです。

Made in ピエール・エルメ 中部国際空港、安政柑のガトーバスクとアイスのカフェラテ
お伴はアイスのカフェラテ。最近よく見る、アイスでもストローを使わないタイプの蓋を使っています。プラ製品を減らす意図かもしれませんが、容器自体が使い捨てのプラ製なのでほとんど意味はありません。ここは見直してほしいところです。

切り分けて口に運ぼうとすると、すでにその手前で爽やかな柑橘の香りがフワッと届きます。口に入れると、その安政柑の味がクリームの上品な甘さと合わさり、さらに程良い苦味もあります。マーマレードに使うオレンジピールのような食感はないのですが、特徴的な苦みがある。気に入りました。

Made in ピエール・エルメ 中部国際空港にて、安政柑のガトーバスク
ガトーバスクは、ケーキのようであり、焼き菓子のようでもある。外側の焼き目とサックリ食感はしっかり焼き菓子で、中はケーキのような、いいとこどり。

ピエール・エルメのウェブサイトを見ると、現時点で東海地方の店舗は栄にブティックが1件、イートインできるMade in ピエール・エルメはここセントレアの1件だけです。場所の選択が絶妙じゃないですか。

Made in ピエール・エルメ 中部国際空港の持ち帰り商品
こちらはピクルス。商品そのもののビジュアルも、そのディスプレイも、センスがいいですよね。奥には、チェックインカウンターがある、高い天井のフロア。

常滑を訪れる機会があれば、また来たいですね。その時はどんなフェアが催されているか楽しみです。

基本情報

愛知県常滑市セントレア1-1 中部国際空港第1旅客ターミナルビル 3階

7:00~20:00
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください

pierreherme.co.jp/boutique

(PIERE HERME PARIS)

centrair.jp/shop-dine

(中部国際空港 セントレア)

Made in ピエール・エルメ 中部国際空港

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