以前から気になっていた、店名に悪魔的な魅力があるお店に行ってきました。その名も、Buttery Cafeさん。噂以上のスイーツはもちろん、想定外(!?)のコーヒーも堪能しました。

週末の朝に

たまに早く起きた週末の朝は、カフェの朝食で一日を始めたくなりますよね(…同意していただけますか?)。この日は名駅前で早朝から営業しているベーカリーカフェで前菜のフレンチトーストを食べた後、メインディッシュを求めて少し歩きました。(スイーツ馬鹿…)

リニア中央新幹線駅の工事現場を横目にしばらく歩き、Buttery Cafeさんに着いたのは開店直前でした。

Buttery Cafe
開店直前にお客さんがいない店内を外からパシャリ。自撮りをしない私ですが、こんな時は写り込んでしまいます。背が高いのでムダにハイアングルにならないようカメラを低く構えるので、二眼カメラを持つような姿勢になっています。

お店が開くまで待つ時間は長くありませんでしたが、店頭の看板を見ながらこの日の朝食の「メインディッシュ」にクラシックパンケーキを選ぶのに時間はかかりませんでした。好きなんですよね、昔ながらのパンケーキ。

外からも見えていましたが、店内の壁にもクラシックパンケーキの写真が掲げられています。

Buttery Cafeの店内
オフホワイトとライトウッドでまとめられた優しい空気感の店内には洗練された雰囲気があります。

飲み物は何にしようかな、と考えていたら、目に留まってしまいました、銅製のカリタの3つ穴ドリッパーが。本家ブログの「やっぱりKalitaが好き」や「中煎りのエチオピアを淹れてみた」で登場した、私の愛用品と同じもので、カフェで見ることは滅多にありません。テンションが上がります。

Buttery Cafeのコーヒーマシンと銅製のカリタ3つ穴ドリッパー
ハンドドリップには及ばないものの、最近のコーヒーマシンは進化しました。以前本家ブログで紹介した大阪のDrip-X-Cafeさんではコーヒーマシンと銅製のカリタウェーブを使っていました。余談ですが、コーヒー豆を入れるガラス瓶は栄セントラルパークのBASE COFFEEさんと同じものでしょうか。

クラシックパンケーキのお伴に選んだのは、季節のブレンド。

先に注文したお客さんのパンケーキを先に焼くのでお時間が、とのことでしたが、焼き立てのパンケーキのためなら待つのも大丈夫ですよ。週末の朝ですから、のんびりいきましょう。

クラシックパンケーキと季節のブレンド

席に着く前から、すでにパンケーキを焼く甘い香りが店内に満ちています。たまらんですなぁ。席に着き、レシートに印字された番号が呼ばれるのを待ちます。

Buttery Cafeの店内で焼くパンケーキ
パンケーキは客席から見える所で焼きます。この焼き色に、写真では伝わりませんが、この香り。

しばらくして、番号が呼ばれました。その名の通りクラシックな、シンプルなビジュアルのパンケーキ。味で勝負だな、と期待してしまいます。

お店のウェブサイトには「バターにこだわった香り高いお菓子を作っています」とあります。そのためには、奇をてらって山盛りのクリームを載せる必要はありません!

Buttery Cafeのクラシックパンケーキ
洗練された店内に、上品なカトラリー。このカトラリーについては後述します。

まずはバターを塗って、シロップを少しかけただけでいただきました。小麦粉にバター、生地が美味しい。期待を裏切りませんね。

フワフワのパンケーキがもてはやされるようになって久しいですが、今でも私を幸せにしてくれるのは昔ながらのパンケーキなんですよね。好きです、この食感。

Buttery Cafeのクラシックパンケーキの上で溶けるバター
バターを使って焼いたスイーツに載せるバターって、「追いバター」ですか? 溶けたバターの艶には悪魔的な魅力があります… よね!?

バターを溶かした生地だけでも美味しいから、生クリーム必要? って思いながらも載せてみました、控えめに盛られた生クリームを。これが、絶妙でしたね。良い意味で素朴な味わいのパンケーキに、コクを与えます。楽しい食感のパンケーキに、口の中でコクを残しながら溶ける生クリームのコントラストもいいですね。

Buttery Cafeのクラシックパンケーキに添えられた苺と生クリーム
文字通り「紅一点」の、甘酸っぱいイチゴも名脇役を演じます。切り分けたパンケーキに生クリームと一緒に載せていただきました。

銅製ドリッパーを使ってマシンで淹れた「季節のブレンド」も、想像以上の味わいでした。ベトナムのワイニーみたいな軽やかな香りがあるな、と思って訊ねると、タイ産の豆もブレンドしているとのこと。アジアの香り、ですかね。

パンケーキもコーヒーも、堪能しました。

Buttery Cafeで使われているNoritakeのカトラリー
品のいいカトラリーは、なんとNoritake製でした。以前本家ブログで紹介した猿田彦珈琲さんが入るNORITAKE GADENは、ここから数百メートルの所にあります。地域の繋がり、でしょうか。ちなみにカップはORIGAMI製。こちらは岐阜の陶磁器ですね。

帰り際にマスターとお話をさせていただきました。姉妹店の桜通店では自家焙煎のコーヒーをハンドドリップでいただけるとのこと。バターを使ったスイーツとコーヒーは相性がいい、というコンセプトにも強く同意します。スペシャルティコーヒーとサステナビリティなど、束の間のコーヒー談義を楽しませていただきました。

Buttery Cafeで売られているコーヒー豆
お店に入った時に気になっていたコーヒー豆。姉妹店で自家焙煎しているとのことで、納得です。

バターを使ったスイーツとコーヒー。ヤバいお店を見つけてしまいました。これからもお世話になります。

基本情報

愛知県名古屋市西区名駅2-23-14 VIA141 1階

10:00~18:30 火曜定休
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください

Buttery Cafe

合わせて見たい

Instagramから

この日の訪問は、ちょっと違う視点からインスタグラムでも紹介しています。

ヤバいカフェを見つけてしまった。バターにこだわって素材を活かしたスイーツと、コーヒーのお店。名駅近くの、Buttery Cafeさん。バターのスイーツとコーヒーって、最強の相性ぢゃないですか!

Buttery Cafe

Buttery 名駅桜通店

と、いう事で行ってきました、名駅桜通店。本家ブログ「HiroのCafeめぐり」で紹介しています。

Buttery 名駅桜通店

バターを活かした焼き菓子を作るお店が、焼き菓子に合うコーヒーを淹れる自家焙煎のカフェ。オフィス街でスペシャルティコーヒーを嗜む贅沢なお店。

Buttery 名駅桜通店

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