お洒落に英国気分が味わえる、女性に人気のティールームに行ってきました。紅茶&スコーン専門店、TEA ROOM KIKIさん。女性に人気、ですが、紅茶とスコーンがお好きなら老若男女問わず楽しめますよ。
久屋大通公園に行ってきた
久屋大通公園と言えば今でも、非日常ならぬ、非名古屋的なオサレな体験ができるエリアですよね。以前は同じエリアからESPRESSO D WORKSさんや、Snow Peak EATさんなど、いくつかのお店を紹介してきました。

実は以前から気になっていて、名古屋のカフェ好きの間で話題に挙がることもあったのが、KIKIさん。この時は休みを取った平日の午前で(普段はサラリーマンしてます)、ふと立ち寄ってみました。
ドアを開けるとお洒落な英国風の空間が広がり(実際の「イギリス」にはトランジットで空港に立ち寄ったことしかない私ですが…)、すぐに品の良いスタッフさんが声をかけてくださいました。

実は入店前に店頭のメニュー看板を見て先入観から「リーフティー」と読み違えていたのは、「ティーフリー」でした。80分の間にお店のおススメのフレーバーティーを次々にいただけるとのこと。いいですねぇ。

親切で気さくなスタッフさんから話を伺い注文するものは決めていましたが、席に着いてテーブルに置かれたQRコードを読み、あらためてスマホから注文します。選んだのは基本の「クラシック&アールグレイ」スコーン。これを「ティーフリー」に合わせることにしました。

久屋大通公園を眺め、ここが「ど祭り」のパレード会場だったな、なんて思い出しつつ、ティーメニューを見て想像を膨らませながら待ちました。
クラシック&アールグレイ スコーンとティーフリー
まずはスコーン。ナイフでざっくり2つに割り、クロテッドクリームとジャムをそれぞれつけていただきました。

さすが、外はカリッとさっくり、中は程良くもっちり。私がカナダに住んでいた時に食べたスコーンはもそもそした食感のものが多かったですが、やっぱりこのカリサクもち食感が好きです。
最初にいただいたフレーバーティーは、ベルガモットマロン。栗の甘さがふわっと香るけど、それだけじゃない。強く主張しないけど「隠し香り」的なベルガモットがあって出来上がる風味。

正にその味がするライチに、翡翠レモンは緑茶ベースで、レモンはレモンでもレモングラス。どちらもエキゾチックな風味です。キャラメルナッツは子供の頃を思い出す懐かしい香りがするけど、それがオトナの風味に仕上がってる。

これだけ次々にフレーバーティーが出てくるって、凄くないですか!? 飲み放題という言葉を使うといささか品格に欠けますが、それぞれの紅茶の味を説明してくださるスタッフさんの、その呈し方には品がありますし、何よりクオリティが高い。
続くファーストドリップは、良い意味でクセがない、アールグレイの風味を活かしたブレンド。これはゴールデンドリップの真逆ですか!?

前述のように休暇を取った平日にふらっと立ち寄り、一人じゃ80分ももたないかな、なんて思っていましたがとんでもない。外の景色を眺めながらスコーンと様々なフレーバーティーを楽しんでいたら、「あと20分ですのでお声がけしました」というスタッフさんの声。は? 友達と来ていたら体感時間はもっと短かったでしょうね。残りの20分もアッという間に過ぎました。

帰り際に談笑したスタッフさんから「次はお友達といらしてくださいね」と言っていただけましたが、体感時間を短くする代償に感動をリアルタイムに共有するか、悩みどころですね(笑)。いずれにしても、また来ます。
基本情報

ところで英国って、どの国?
この記事では「英国」という言葉を使っていたことに気付いていただけたでしょうか。ところでこの英国って、どの国ですか?
数十年前に私が中学生だった時、学校の英語の教科書に載っていた「England」の和訳が「イギリス」だったことは今でも覚えています。これは酷いですね。
実はこのカフェブログを書き始める前、前述のようにカナダに住んでいた私は英語学習のよもやま話を綴った「可能性の扉」というブログを書いていました。今は開店休業状態ですが。そこで「英語は誰の言葉?」という記事を書いています。
英国という国について言語と文化の観点から書いていますので、興味のある方は読んでみてくださいな。
ご参考までに、「〇〇 free」という表現は英語では「『〇〇』から解放された」という意味になります。例えば「Barrier free」は、いわゆる障がい者にとって障害(Barrier)がないという意味ですし、「Smoke free」は身の程知らずで他人のことを考えない迷惑者でしかない喫煙者が撒き散らす毒煙から解放された、という意味になります(手短に言うと、禁煙)。では、「Tea free」は?
カフェめぐりが英語学習と結びついたら、面白いですよね!
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