歴史的な近代建築に居を構えるコーヒースタンドに行ってきました。TRAVELING COFFEEさん。目の前にはイベントスペースが広がり、人工芝の上でくつろぎながら、あるいはイベントに参加しながらコーヒーをいただけます。

再び高瀬川沿いを歩いてみた

高瀬川沿いのカフェ、と言えば以前紹介したBlue Bottle Coffeeさんの京都木屋町カフェ。実はそのBlue Bottle Coffeeさんが入る立誠ガーデン ヒューリック京都にあるもう一つのカフェが、ここTRAVELING COFFEEさんです。

TRAVELING COFFEEの目の前にある立誠ひろば
たまたま人がいないタイミングでこの写真を撮りましたが、普段はイベントの参加者が集まったり、人工芝の上でくつろぐ人たちがいたり、賑わっています。

実は以前Blue Bottle Coffeeさんを訪れた前後にTRAVELING COFFEEさんの前を通り、カウンターに並んだドリッパーを見て気になっていました。ちゃんとハンドドリップするんだな、と、言うことで再び京都を訪れた今回、来店してみました。

TRAVELING COFFEEの店内
かなり時差投稿になってしまいましたが、訪れたのは祇園祭の期間中。コーヒー豆に並んで、長刀鉾なぎなたほこちまきが飾られています。

お店に入ると、こぢんまりとした店内に流れる懐かしい音楽も気になりましたが(後で分かりましたが、店主の趣味みたいです)、もっと気になったのはKalitaのボトルに入ったコーヒー豆です。同じ京都の焙煎所、Coffee Base KANONDOさんの豆。3種類のシングルオリジンコーヒーそれぞれの浅煎りと深煎りがあります。

しばらく迷って選んだのは、深煎りのコスタリカ。

Costa Rica Jaguar Project Honey

コスタリカのハニープロセスと言えば、記憶にある限り最初に飲んだのは名古屋の自家焙煎カフェ、haru.さんでした。ハニープロセスって何? って思った方は見てみてください。

その後訪れたGLITCH COFFEE @ 9hさんの紹介記事の中の「アナエロとか、浸漬式とかって、何?」ではコーヒー豆の精製方法についても少し触れています。

haru.さんで買ってきておうちカフェしたハニープロセスのコスタリカは中煎りでしたが、TRAVELING COFFEEさんでいただくのは深煎りです。

TRAVELING COFFEEでコーヒーをハンドドリップ
カリタウェーブに、カリタのサーバー。「やっぱりカリタが好き」も書いた私には嬉しいお店ですが、左端にチラッと写っているのはORIGAMIです。

そのお味は、苦味と甘みが同居した不思議な味わい。酸味は無いけど、甘さ控えめなプルーンのようなフルーティーさに、深煎りっぽいけど強過ぎない苦味。

この日は気温が体温に迫る猛暑日でしたが、そんな日でも楽しめる爽やかな深煎りです。

TRAVELING COFFEEの紙カップと店舗
ロゴも可愛い紙カップ。今は京都の街にもゴミ箱はほとんどないので、持って歩く時は気を付けてくださいね。

お店の前の石段に腰掛け、空を見上げて風を感じながらいただきました。すぐそばのBlue Bottle Coffeeさんとは全く違う環境でコーヒーをいただくのもいいです。

TRAVELING COFFEEの店内
目の前の芝生は人工芝だけど、こちらはナチュラル

以前紹介したWEEKENDERS COFFEEさんもそうですが、コーヒーの楽しみ方も色々で、空を見上げながら楽しむコーヒーもいいものです。これからも色んなコーヒーを楽しんで、ここで紹介していきたいです。

基本情報

京都府京都市中京区備前島町310-2

11:00~17:00
最新情報はお店のインスタでご確認ください

TRAVELING COFFEE

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