あん巻の栗きんとん版なんて単純なものじゃない。あの栗きんとんの風味が口に広がるという期待に応えつつ、薄いどら焼きのような生地と合わさって新しい風味。断面を見ると、どら生地にあるような縦の気泡も見える。
栗きんとんより大きいけど、どら焼きや、ましてやあん巻とも全然違う小ぶりなサイズ感もちょうどいい。
これも秋の風味。初めて食べましたが、来年もたべたくなっちゃうぢゃないですか。
御菓子司 梅のや
梅のやさんの和菓子はこのSweets写真館で他にもいろいろ紹介しています。
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封を開けると鼻に届く栗の香り。口に入れると和栗の風味をそのまま感じる。しっとりした舌触りに栗のほっくり感。そこまで栗感を残しても、やっぱり仕上がりは和菓子。
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翡翠のように美しい草もち。餅の層は薄いけど、よもぎの香りの存在感が強い。草もちと言えば庶民的な和菓子だけど、味のクオリティが高い草もちは御馳走だな。
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実家の御菓子司の家業を継ぐためにまず洋菓子作りを習った和菓子職人さんが作った、素朴で洋菓子の良さが分かるマドレーヌ。和菓子にはないバターの香りも良き。
栗スイーツ
秋の味覚の芋・栗・かぼちゃ。私は栗が一番好きで、このSweets写真館でも栗スイーツを色々紹介しています。
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手に持って食べられるチーズケーキに、「モンブラン」こと栗のクリームと刻んだ栗。個性的なチーズケーキで秋の味をちょっと先取り。
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クリスマスを控えた週に見つけたロールケーキ。レトロな雰囲気のパッケージは特別仕様でしょうか。気になった3種類を選びましたが、どれも素材の味が活きています。
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岐阜で栗きんとんと言えば茶巾で絞った栗金飩だけど、こちら岐阜の菓子匠三久さんのモンブランどら焼きは正月料理の栗金団の風味。気軽に食べられる庶民派スイーツ。