名古屋の中心地、栄の新名所となった中日ビルで、関東を中心に展開するフルーツタルトのお店に行ってきました。ラ・メゾン アンソレイユターブルさんの中日ビル店。名物のフルーツタルトはもちろん、お食事にも注目です。

中日ビルに行ってきた

新生中日ビルが開業したのは24年4月。当初のフィーバーは落ち着いてきたようですが、まだ「新名所」としての人気は健在で、お店によっては長い列ができます。

訪れたのは休暇シーズンでしたが、中日ビルに着いたのはランチにはまだ少し早い時間でしたので、どのお店もまだ空いていました。選んだのが、このラ・メゾンさん。ショーケースが魅力的でしたので。

中日ビルにの屋上広場から見た名古屋TV塔と久屋大通公園
人気の理由の一つは7階にある屋上広場。営業時間中は自由に入れて、眺めはこの通り。

いきなり余談ですが、La maisonは英語ならThe house、つまり「家」ですね。かつてはアパートの名前の定番でした(「めぞん一刻」とか)。ちなみに以前紹介した名駅のLa maison JOUVAUDさんの「JOUVAUD」は創業者の名前、こちらのensoleille tableは「日当たりの良いテーブル」という意味だそうです。

ラ・メゾン アンソレイユターブル 中日ビル店の店内
照明が明る過ぎず、落ち着いた店内。来店時はまだ空席がありましたが、すぐに満席になりました。

選んだのはおススメのランチプレートのタルトセット。セット価格に250円プラスで「季節のタルト」を選べるので、8月のタルト「白桃のベイクドチーズケーキタルト」を選びました。

ビーフシチューオムライス

まずは前菜… じゃなくてメインのランチプレートから。メニューのビジュアルが魅力的だったオムライス。

ラ・メゾン アンソレイユターブル 中日ビル店のランチプレート、ビーフシチューオムライス
サラダには契約農家の有機野菜を使っているというランチプレート

そのお味は、期待を裏切りませんね。煮込まれた感じのデミグラスソースが強く主張しながら、トロっとした玉子はその食感で存在感を出します。さらに食感の個性で負けないのが、ビーフ。

ラ・メゾン アンソレイユターブル 中日ビル店のランチプレート、ビーフシチューオムライス
このトロっとして艶っとした感じが、もぉ。

そのホロっとした食感も印象的ですが、噛んでいると、デミグラスソースの味で満たされた口の中で牛肉の風味が顔を出してきます。

冷製ポタージュはシンプルで、良い意味で素朴。脇役のキッシュも含めて堪能しました。その余韻に浸っていると、メインディッシュ(…じゃなくて、デザート)のフルーツタルトが運ばれてきました。

白桃のベイクドチーズケーキタルトとアールグレイ

桃から生まれた桃タルト。とにかく桃、モモ、ももです。

ラ・メゾン アンソレイユターブル 中日ビル店の季節のタルト、白桃のベイクドチーズケーキタルト
絶妙のバランスで積み上げられた桃

甘いタルトは生地から甘く、生クリームもたっぷり。子供から大人まで楽しめそうなタルトです。名前にある「ベイクドチーズケーキ」は… ちょっと弱いかな。でもまぁ桃が美味しいから許します。

コーヒー好きの私が選んだのはアールグレイ。

ラ・メゾン アンソレイユターブル 中日ビル店の季節のタルト、白桃のベイクドチーズケーキタルトのクロースアップ

コーヒーを合わせるなら、甘いタルトにテッパンの深煎りか、フルーツによく合う浅煎りか迷うところです。が、そもそもコーヒーに選択肢はないですし、どちらとも合いそうな気がしたのがストレートのアールグレイ。実際に期待に応えてくれました。

お食事もフルーツタルトも楽しめました。

新生中日ビル3階の飲食フロア
3階の飲食フロア。右側がラ・メゾンさん。

私がお店を出る頃には外で待っているお客さんもいました。立地がいいですからね。栄にはちょくちょく来るので、またその時の「季節のタルト」を求めて来店しそうです。

基本情報

愛知県名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル3F

11:00~22:00
最新情報はお店のウェブサイトでご確認ください

la-maison.jp/shop

(ラ・メゾン)

chunichi-building.jp/shop

(中日ビル)

ラ・メゾン アンソレイユターブル 中日ビル店

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